中国・ブラジル首脳が電話会談、「グローバルサウス」の利益保護で一致

 1月23日、中国の習近平国家主席(写真)は、ブラジルのルラ大統領と電話会談し、両国が「グローバルサウス」の共通利益を守り、国連の中核的な役割を共同で維持すべきだと述べた。北京で昨年12月撮影(2026年 ロイター/Sarah Meyssonnier)

[北京 23日 ロイター] – 中国の習近平国家主席は23日、ブラジルのルラ大統領と電話会談し、両国が「グローバルサウス」の共通利益を守り、国連の中核的な役割を共同で維持すべきだと述べた。国営新華社通信が伝えた。

習氏はルラ氏に対し、両国が世界平和の維持とグローバルガバナンスの改善における建設的な勢力であることを強調した。

 同氏は「中国は中南米・カリブ諸国にとって良き友人、良きパートナーであり続けることを望んでいる」と述べ、地域関係における長年の立場を改めて示した。その上で、中国と中南米の運命共同体の構築を推進したいとの考えを示した。

習氏は、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」と、ブラジルの農業・インフラ・エネルギー移行推進計画を連携させる2024年の戦略的パートナーシップについて、グローバルサウス諸国間の連帯と協力の模範だと評価した。

米国のトランプ政権はベネズエラのマドゥロ大統領を拘束しており、近隣の中南米・カリブ海諸国は自国に対しても同様の武力介入が行われるのではないかとの懸念を強めている。

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