中国、EUに投資環境損なわないよう要請 企業排除の動き巡る報道受け

2025年7月、中国・北京の人民大会堂で開催された中国・欧州連合(EU)首脳会議で撮影。Mahesh Kumar A./Pool via REUTERS

[北京 19日 ロイター] – 中国外務省は19日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が欧州連合(EU)の主要インフラから中国のサプライヤーを段階的に排除する動きについて報じたことを受け、企業のEUへの投資意欲を損なわないようEUに求めた。

同省は報道に関するロイターへの声明で、法的根拠なく中国企業を制限することは「露骨な保護主義」だとし、EUに対し公正かつ透明性があり差別のないビジネス環境を中国企業に提供するよう求めた。

同省はまた、「貿易を安全保障や政治の問題にすることは、技術の進歩や経済成長を阻害し、誰の利益にもならない」と指摘。「一部の国では、中国の通信会社の高品質かつ安全な設備の撤去が、国内の技術開発を阻害するだけでなく、多大な財政的損失をもたらすことが事実から示されている」と述べた。

FTは17日、EUが安全保障上の懸念から、域内の重要インフラにおける中国製機器の使用を禁止する方針を固め、新たなサイバーセキュリティー法案により、華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)(000063.SZ), opens new tabといった中国企業の製品が通信網や太陽光発電設備、セキュリティー機器から段階的に排除されると報じた。

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