掲載日
2025年11月27日
第102回イタリア見本市ピッティ・イマージネ・ビンボは、2026年1月21日(水)・22日(木)にフィレンツェのフォルテッツァ・ダ・バッソにある中央パビリオンのピアノ・アッティコ(ファエンツァ門からの専用エントランス)で開催され、2026/27年秋冬コレクション約150本を披露します。そのうち65%超を海外勢が占めます。キッズウェアのリーディングブランドの出展が決定しているほか、新ブランドやプロジェクト、特別企画も予定されています。今回の会場移転は、糸とニットウエアにおける国際的な卓越性を紹介するフィレンツェ発のサロン、ピッティ・フィラーティと同時開催する決定に伴うものです。同サロンの出展者と来場者には、それぞれ専用のアクセスが用意されます。
ピッティ・ビンボ102
「来年1月のイベントは、ピッティ・ビンボにとって非常に重要です。私たちが見本市に定めた方向性を確認し強化するものであり、子ども服の世界で起きている多くの深い変化に歩調を合わせるものだからです。デザインと素材における最先端のトレンド、購買行動をますます牽引する若い消費者の新しい感性、ライフスタイルの重要性の高まり、企業に共通する価値としてのリサーチ主導の姿勢、商業・コミュニケーション・PR活動の境界の曖昧化……。こうした要素が現在のショーのアイデンティティを形づくっています。あわせて、イタリア貿易促進機構(ICE)との協力のもと、世界有数の小売業者との緻密な取り組みを進めています」と、ピッティ・イマージネのCEO、ラファエロ・ナポレオーネは説明する。
「厳しい経済環境のなか、出展申込数の面では一定の目減りを覚悟しています(各社の意思決定が締切間際までずれ込んでおり、直近の開催に比べて出展コレクションは85〜90%程度に落ち着くと見ています)。しかし同時に、市場での存在感が強い有力な新規出展者を迎えることで、提案の質は着実に高まっています」と、ピッティ・イマージネのコマーシャル・ディレクター、アントニオ・クリスタウドは付け加える。
ピッティ・イマージネの冬のショーの編集テーマは「Motion」。動き、変化、進化を喚起します。アメデオ・ピッチョーネによるストーリーとキャンペーンの主人公は、なぜか寒がりのペンギン、ピット。彼は背にバックパック、頭に帽子、足元にスキー板を履き、氷の世界を後にして、ひとり希望を胸に長い探検の旅へと出発します。最終目的地はもちろん、ピッティ・ビンボです。
「11月には本格的なヨーロッパ・ロードショーを展開し、ナポリ、パリ、マドリード、バルセロナ、ロンドン、ミラノを回りました。市場とキッズウェアの主役たちに近づくこの姿勢は、ピッティ・ビンボの新たな進路の礎を築くうえで不可欠です。企業や小売とともに、新しいブランドの発掘と、見本市を代表する確立されたブランドやグループの再確認を組み合わせながら、製造・商業セクターにエネルギーを注入し、支えていきたいと考えています」と、バイヤーオフィスのティツィアーナ・ベッランディとともにプロジェクトチームのリサ・キアリ、ジュリアーナ・パラビアゴ、ヴァレリア・サントーニが口を揃える。
ピッティ・ビンボ102では、The New Editスペースがデビューします。これは、この見本市のための前例のないコンテンポラリーなプロジェクトで、近年、モダンなデザイン文化と高品質なものづくり、サステナビリティへの意識的な取り組みを融合させ、商業的成功も収めるスペインのブランド、Bobo Chosesとパートナーを組んだ専用エリアです。さらに、Pirouetteのケイティ・ケンドリックがストーリーやアイデアをキュレーションするPiazza Pirouetteとのコラボレーションも再開し、出展者と来場者が交流できるスペースを提供します(Pirouetteは「The Winter Moth」と題したショーでランウェイにも登場)。そして、ナディーネ・ユングが創設したハンブルク拠点のマーケットプレイス、The Family Circleも戻ってきます。厳選されたアクセサリーやライフスタイルオブジェのキュレーションで知られる存在です。
おなじみの展示エリア「Pitti Bimbo 100%」や「The Kid’s Lab」に加え、「MilK」や、Corriere della Seraのファミリー誌「Style Piccoli」、そして「Scimparello Magazine」の各セクションも併設されます。各誌が選ぶお気に入りのアイテムに贈るアワードも予定されています。最後に、ワークショップ「モダンストアの進化—ソーシャルメディアと人間関係のバランス」では、起業家であり「Shop Survivor」トレーニングイベントの創設者でもあるマッシミリアーノ・アルヴィジが再びピッティ・ビンボに登場し、成功するショップ運営の有益なヒントを共有します。
