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2025年11月18日 14:05

【速報】山上被告の母「献金たくさんして教会に尽くしたら家庭が良くなると思っていたが間違っていた」安倍氏銃撃事件の裁判

母親の証人尋問での山上徹也被告(18日 奈良地裁)画:竹本佐治

 安倍元首相を銃撃して殺害した罪などに問われている山上徹也被告(45)の裁判員裁判で、18日は山上被告の母親への証人尋問が前回に続き行われ、母親は「献金をたくさんして、教会に尽くしたら家庭が良くなると思っていたが、間違っていた」と語りました。

■13日の法廷で「安倍明恵さんにお詫び」「子どもの将来より献金が大事」

 無職の山上徹也被告は、2022年7月、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で選挙の応援演説中だった安倍晋三元首相を手製の銃で撃ち殺害した罪のほか、前日に奈良市にある旧統一教会の関連施設が入る建物を銃撃した罪などに問われています。

 先月の初公判で山上被告は、「全て事実です。私がしたことに間違いありません。法律上どうなるかは弁護士に任せます」と話し、裁判では母親の旧統一教会への多額の献金と、それによる経済的困窮などが犯行に与えた影響が大きな争点となっています。

 13日に行われた母親の証人尋問では冒頭、「徹也が大変な事件を起こしたことを申し訳なく思います。安倍昭恵さんにもお詫びしたい」と涙声で謝罪の言葉を述べました。また、旧統一教会に入信した経緯を語り、献金した理由について被告の兄の病気などで「心を痛めていた」と話したほか、「子どもたちの将来よりも献金が大事だと思った」と打ち明けていました。

■事件を「ニュースで知った」「利用したのは教会のほう、私ははき違えていた」

 18日の裁判で、母親は事件について弁護人から聞かれると、「ニュースで知った。私が加害者だという思い。献金を(子どもに)黙ってしてきたし、子供をほったらかしにして、やってきたのも事実。献金をたくさんして、教会に尽くしたら家庭が良くなると思っていた」と語った上で、「利用したのは教会のほう。本来の宗教は、貧しくても心が豊かになるようにするのが本来の姿。それを私ははき違えていた」と語りました。

 今も旧統一教会を信仰しているかを問われると、「はい」と答えた上で、「籍はあるが、教会には行っていない」と答え、「本来の宗教の姿をはき違えていた。献金したら(家庭が)良くなるだろうと思っていたが、間違っていた」と法廷で述べました。

最終更新日:2025年11月18日 18:02

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