11月8日と9日に本番を迎える、長崎市の市民参加の舞台。
出演者として奮闘する72歳の男性に密着しました。

先月25日、長崎市民会館で行われた舞台の稽古。
11月8日と9日に本番を迎える市民参加舞台に向けて、出演者の演技にも熱が入ります。
若い出演者とともに、稽古に励むのは…。

72歳の男性。
最年長の則行 裕貴さんです。
(則行 裕貴さん)
「毎日 角度を変えながら、直前まで迷いながら、答えを求めながら…。本番にはいい成果になると思ってやっていこうと思う」

則行さんの本業は、ホテルマン。
長年にわたり建設関係の営業マンとして働いていましたが、接客業の最高峰に挑戦したいと、64歳で転職。
長崎市内のホテルで働き始め、9年が経ちました。
穏やかな笑顔でゲストを温かく迎え、スタッフにも信頼を置かれています。

(ホテルモントレ長崎 髙橋信廣 副総支配人)
「まず優しさがあふれている。私が見てきた中でも、ゲストへの対応がすごい。尊敬するぐらいの域に達している」
(ホテルモントレ長崎 林 望美さん)
「長崎市内の観光について、いろいろ教えてくれた。とても明るい方。(舞台は)頑張ってほしい。応援している」

もともと、芝居が好きだったという則行さん。
一度は舞台に立ってみたいと思い、4年前の市民参加舞台に初めて挑戦しました。
一回きりと思っていましたが、今年は国内最大の文化の祭典「ながさきピース文化祭」の一環として開かれることから、血が騒いだそうです。

(則行 裕貴さん)
「(舞台で)私の出番が最後。45分のうち、最後の15分間。仲間には “最高の15分間をお見せします” と言っている。自分の言葉に嘘がないように、頑張らんといかんなと思っている」
1998年、長崎ブリックホール開館とともに始まった市民参加舞台には、これまで延べ1000人以上が参加しています。

約4年ぶりに行われる今年の演目は「或る長崎の灯り ~三つの小作品~」。
オーディションで選ばれた19人が三つのチームに分かれ、それぞれ45分間の物語を演じます。
