中国人民銀行(中央銀行)は15日、人民元取引の中心レートを通じ、元相場の下支えを強化した。米国との貿易対立は激しさを増している。
人民銀がこの日設定した中心レートは1ドル=7.0995元。注目されていた7.1元より元高水準だった。これを受けて、オフショア人民元は上げ幅を拡大した。
中心レートが7.1元より元高に設定されるのは昨年11月以来。人民元は今年に入り対ドルで2%余り上昇しており、元高方向での中心レート設定は元相場をさらに下支えする公算が大きい。

マラヤン・バンキングのシニア為替ストラテジスト、フィオナ・リム氏は7.1元より元高の中心レートについて、「元高の強いメッセージだ」と指摘。「中国がいかなる交渉や報復のエスカレーションにおいても有利な立場にあることを示す一つの表れだ」と述べた。
原題:China Ramps Up Yuan Defense Via Fixing Amid Trade Tensions(抜粋)
— 取材協力 Ran Li
