ドイツの債務、2029年に対GDP比80%超へ=財政監視機関

 ドイツの財政を監視する財政安定化評議会は7日、2029年に同国債務の国内総生産(GDP)に対する比率が昨年の62.5%から80.25%に上昇するとの見通しを示した。フランクフルトで2020年10月撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 7日 ロイター] – ドイツの財政を監視する財政安定化評議会は7日、2029年に同国債務の国内総生産(GDP)に対する比率が昨年の62.5%から80.25%に上昇するとの見通しを示した。防衛とインフラへの支出が増えるためだ。

欧州連合(EU)は安定成長協定で、加盟国に財政赤字を対GDP比で3%以内、債務を同60%以下に抑えるよう求めている。

財政安定化評議会によると、ドイツの財政赤字の対GDP比は26年に4.75%にまで上昇し、その後は低下に転じて29年には3.75%となる見込みだ。

ドイツはEUに対し、国防費増額のためEU財政ルールの免責を要請している。だが財政安定化評議会は、財政赤字がEUの限度を超えることは向こう数年にわたって悪影響を及ぼす恐れがあると警告した。

クリンクバイル財務相は声明で「将来世代の利益にかなうよう、われわれは健全な財政を確保すると同時に、将来の生活力、経済力、安全保障に投資しなければならない」と訴えた。

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Maria Martinez

Maria Martinez is a Reuters correspondent in Berlin covering German economics and the ministry of finance. Maria previously worked at Dow Jones Newswires in Barcelona covering European economics and at Bloomberg, Debtwire and the New York Stock Exchange in New York City. She graduated with a Master of International Affairs at Columbia University as a Fulbright scholar.

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