公開日時 2025年10月07日 09:49更新日時 2025年10月07日 11:46

長崎くんち、華やかに開幕 異国情緒あふれる伝統の大祭

 秋の大祭「長崎くんち」で披露された諏訪町の「龍踊」=7日午前、長崎市の諏訪神社

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共同通信

 390年以上の伝統を誇る秋の大祭「長崎くんち」が7日、長崎市の諏訪神社で始まった。笛と太鼓の音色が早朝から響き渡り、外国との交易で栄えた長崎らしく、国内外の文化が交わり、異国情緒あふれる出し物が披露された。9日まで。

 踊りなどの出し物を奉納する当番の町「踊町」は7年ごとの輪番制だが、今年の6町は新型コロナウイルス流行などの影響により、10年ぶりの奉納となった。このうちの諏訪町は中国から伝わった「竜踊」を披露し、担ぎ手たちに棒で支えられた全長約20メートルの竜が、ダイナミックに舞った。

 新大工町の「曳壇尻」では、奈良市の春日大社をモチーフにした山車を、20人ほどの引き手たちが力強く引き回した。

 踊町はそれぞれ市内各地を練り歩き、公園などでも出し物を披露する。

 長崎くんちは江戸時代初期の1634年に始まったとされる。近年は人手不足が課題で、今年の踊町は7町の予定だったが、このうちの金屋町は参加を辞退した。

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