語学学習アプリのDuolingoは米国時間9月16日、チェスを学べる機能を「Android」スマートフォン向けに提供開始したと発表した。「iOS」デバイス向けには6月に導入済みだ。また、iOS版では対人戦モードを近く導入する。
Duolingoはこのニュースを、オンラインで開催したカンファレンス「Duocon」で発表した。
16日の正式リリースに先立ち、Duolingoユーザーの「ごく一部」に対し、Android版のチェス機能に早期アクセスを提供していたという。
「われわれの目標は常に、世界最高水準の教育を誰もが受けられるようにすることだ。今回のアップデートで、われわれはその方向へと新しい大きな一歩を踏み出す」と、Duolingoの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のLuis von Ahn氏はプレスリリースの中で述べた。「皆さんがDuolingoスコアをLinkedInプロフィールに追加するにせよ、オスカーのコーチの下でチェスの対人戦をするにせよ、われわれは教育が有用で、信頼でき、そして実は楽しいものになり得ることを示している」
オスカーは、口ひげを生やしたDuolingoのキャラクターだ。同アプリは語学学習で最もよく知られているが、チェスや音楽、数学のコースもあり、オスカーはチェス機能の顔となっている。
Android版のチェス機能は、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語などの主要言語で利用できる。
iOS向けの対人戦モードでは、プレーヤーが他のプレーヤーにリアルタイムの対戦を挑めるようになる。この機能は、Android版でも提供予定だ。
Duolingoのチェス機能は主に初心者向けで、パズルや短いレッスンを通じて学習する形式だ。同社はこの形式を「bingeable(一気見できる)」と表現している。これは、プレーヤーが長時間のチェスの対戦をするのではなく、複数のレッスンを連続して受けられることを意味する。
プレーヤーは、Duolingoのチェス指導役であるオスカーから、ヒントやコツ、そして時には少し楽しい皮肉も教えてもらえる。同社によると、iOSではすでに数百万人のユーザーがチェスをプレーしており、Androidでの展開によってその数は大幅に増加すると見込んでいる。
米CNETのシニアライターであるMike Sorrentino記者は、これまでのところDuolingoのチェスを気に入っている。夏にiPhoneでプレーし、現在はAndroidで試している。
「私は全くのチェス初心者なので、ポーンをクイーンに昇格させる方法や、相手に駒を諦めさせるフォークを作る方法を学ぶのに役立っている」とSorrentino記者は語った。「対人戦には興味があるが、初心者レベルをはるかに超えた人たちと対戦したくはないので、マッチメイキング機能があることを期待している」
Duolingoは同日、語学学習者が自身のDuolingoスコアをLinkedInのプロフィールに連携させられるようになったことも発表した。Duolingoスコアは、学習者がその言語をどの程度習得したかを示すリアルタイムの指標であり、就職活動や人脈作りに役立つ可能性がある。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
Amazonで現在開催中のセールを見る
