■バイクの力で地域振興

「BIKE LOVE FORUM」(BLF)開催実行委によると、二輪業界は、全国オートバイ協同組合連合会、全国二輪車用品連合会、日本モーターサイクルスポーツ協会など。行政は、経済産業省、小鹿野町とフォーラム第1回開催自治体の三重県や鈴鹿市などが参加。「バイクの力で地域を盛り上げよう」をテーマに、二輪車産業の現状やバイクツーリズムによる地域振興を議論する。

当日は、小鹿野町まちづくり観光課の職員が同町の取り組みを紹介。町民らがバイクによる地域振興を目指すプロジェクト「ウエルカムライダーズおがの」の初代代表の吉田朗さんと現代表の強矢立家さん、小鹿野署の篠永作副署長、バイク好きで同町観光大使を務める俳優、山口良一さん、同プロジェクトのキャンペーンガールOMG(おがのモトガールズ)のAYAさんらがバイクによる地域振興についてトークする。

■わらじカツ丼と小鹿神社

「ウエルカムライダーズおがの」が発足しバイクによる地域振興を始めたのは平成17年。同年に旧小鹿野町と両神村が合併し現在の小鹿野町が誕生し、まちおこし事業を始めようという動きからだった。

当時、安田屋小鹿野本店などの食堂でカツが2枚乗っている「わらじカツ丼」がバイカーの間で人気だった。バイク雑誌やブログに写真に載ったことが人気に拍車をかけた。「週末になると食べにくるライダーが多く集まった。ただ、食べたあと国道299号で群馬や長野に行ってしまった」と振り返る強矢さん。

滞留時間を増やしたいと思っていたとき幸運が起こった。平成21年の第36回東京モーターサイクルショーで同行していた同町の小鹿神社の宮田明久宮司がバイカーらに安全祈願をした。以後のショーで祈願を続けたことで評判になり「バイク神社」と呼ばれ、週末は多いときで300人超のバイカーが訪れるようになった。授与所に同町ご当地キャラクター「おがニャッピー」と、てんとう虫が描かれた転倒防止のお守りがあり人気だ。

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