【写真を見る】コメの在庫も回復へ いよいよ始まる『新米』の季節 新潟県産コシヒカリは19日頃から店頭に

12日朝に新潟県長岡市で行われた県外向けの出荷式では、新潟県産コシヒカリの入った1トン袋がトラックに12個積まれました。

【JAえちご中越 経営管理委員会 吉田文彦会長】
「1俵でも多く集荷をし、検査をし、そして1年間安定的に棚を切らすことなく、消費者の皆さんにお届けしていきたい」

今年のコシヒカリは雨の影響で収穫が遅れ、2024年よりも出荷量が減っていますが、今後増えていく見込みだということです。

【JAえちご中越 経営管理委員会 吉田文彦会長】
「ほっとしています。真面目にコメを作って成果が出たということで、今年の新米をぜひ全国の皆さんに食べて味わっていただきたい」

新米の出回り始めるなか農林水産省は、向こう1年のコメの需給見通しの原案を近く示す予定です。

関係者によりますと、2025年産の新米生産量は需要量を10万〜40万トン程度上回る見込みで、備蓄米の放出による供給の増加も合わせると、2026年6月末時点での民間のコメの在庫量は、2015年以来の高い水準まで在庫が回復するとする見方を示す予定です。

■どうなる?新米価格

こうした状況のなか、新潟県内の米卸売業者は新米の価格をどのように設定するのか頭を悩ませています。

【野上米穀 野上茂会長】
「40万トンくらい供給がオーバーするとなると、値段が緩むので難しいですよ…」「ちょっと不足だとか、ちょっと余ったりだとか、本当に簡単に乱高下するので」

コメの卸売業などを手がける新潟市西区の内野農産はBSNの取材に対し、「今年産米が売れ残るんじゃないかと、今から不安だ。高値で仕入れたので値下げはできない」という懸念を示しています。

一方で専門家は、この需給の見通しであっても“新米の出始めの価格”は変わらないと見ています。

【新潟大学 農学部 伊藤亮司助教】
「今の価格の横滑りという状況は、基本的にこの情報を兼ねても変わらないと見ている。たかが10〜40万トンと考えれば、極端な“だぶつき”もまた想定されない」

新潟放送

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