先週分の米新規失業保険申請件数は大幅に増加し、2021年10月以来、ほぼ4年ぶりの高水準となった。雇用の伸びが急減速する中、レイオフの動きが強まっている可能性がある。

キーポイント新規失業保険申請件数(9月6日終了週)は前週比2万7000件増の26万3000件ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は23万5000件前週は23万6000件(速報値23万7000件)に修正失業保険の継続受給者数(8月30日終了週)は193万9000人で横ばい市場予想は195万人前週は193万9000人(速報値194万人)に修正

  週間の失業保険申請件数は、祝日を挟む時期に変動しやすく、今回の統計にはレーバーデーの週末が含まれていた。週ごとの変動をならした新規申請件数の4週移動平均は24万500件と、6月以来の高水準となった。

  テキサス州での大幅な申請増が全体の押し上げ要因となった。同州は季節調整前で1万5304件増。2番目に大きかったのはミシガン州で、2980件増加した。一方、大半の州では申請件数が減少した。

  16~17日に連邦公開市場委員会(FOMC)会合が予定されており、今回の統計は米労働市場に関する最後の重要なデータとなる。FOMCは今年これまで利下げを見送ってインフレリスクに備えてきたが、雇用情勢への懸念が高まる中で、利下げを再開するとの見方が広がっている。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:US Initial Jobless Claims Jump to Highest in Almost Four Years(抜粋)

(統計の詳細を加え、更新します)

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