公開日時 2025年08月22日 18:49更新日時 2025年08月22日 19:57

周辺住民419世帯に補償へ 八潮陥没で埼玉県、90事業者も

 埼玉県八潮市で県道が陥没しトラックが転落した現場周辺で続く復旧作業=7月

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共同通信

 埼玉県八潮市で1月、県道が陥没しトラックが転落した事故を巡り、県は22日、現場周辺の住民や事業者向けの説明会を同市で開き、現場から半径約200メートル内の住民らに補償をすると説明した。対象は419世帯で、補償額は単身世帯で5万円。家族が1人増えるごとに2万円を加算する。90事業者にも一律10万円を補償する。

 また、下水の悪臭で窓を開けられずエアコンや空気清浄器などを使っている住民がいることから、県が電気代の一部を負担する。期間は陥没が起きた翌日の1月29日から、仮復旧工事が完了するまでを想定し、補償額は前年同月と比較して算出する。

 復旧工事に伴う交通規制で休業したり、売り上げが減少したりした事業者には、事故前後の利益減少分を補償する。

 県は悪臭対策として脱臭機を無償で住民や事業者に提供。陥没に関する工事で生じた家屋や建物の修復費用も負担する。

 大野元裕知事は説明会後、記者団の取材に「これをもってご迷惑をおかけした方に対する解決になるとは思っていないが、一歩進んだと考えている」と話した。

 県は下水道管の復旧を年内に、道路復旧を2026年3月末までに完了することを目標としている。

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