
8月22日、韓国政府は、低迷する経済成長を下支えするため、AI(人工知能)投資を政策の最優先にすると表明した。ソウルで7月3日、代表撮影(2025年 ロイター)
[ソウル 22日 ロイター] – 韓国政府は22日、低迷する経済成長を下支えするため、AI(人工知能)投資を政策の最優先にすると表明した。
企画財政省は李在明大統領の新政権下で初となる半年ごとの経済政策プランで、30の主要AI・イノベーションプロジェクトに関する政策パッケージを2025年後半から導入するとした。
ロボット、自動車、船舶、家電製品、ドローン(無人機)、工場、半導体向けAI技術のほか、「Kビューティー(韓国発の美容製品)」や「Kフード(韓国食品)」といった文化製品も盛り込まれた。
同省は発表文で韓国の出生率が記録的に低いことに言及し、「人口ショックによる成長低下から抜け出す唯一の方法はAIへの大々的な変革だ」とした。
政府は財政投資や税制優遇、規制改善などの措置をパッケージに盛り込む方針。また、戦略的分野に投資するため、民間部門と共同で100兆ウォン(715億6000万ドル)規模の基金も創設すると発表した。
この政策プランは韓国を世界トップ3のAI大国にし、潜在的な経済成長率を押し上げることを目的としているという。
この日発表された他の主要な政策プランには、育児やワークライフバランスへの支援策、労働災害防止のための処罰強化、デジタル資産の規制枠組み、世界的な株価指数プロバイダーから先進市場認定を得るための資本市場改革が含まれている。
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