
地中海に浮かぶイタリアのリゾートアイランド、
サルディニア島が舞台の難関グラベルラリー
1973年にWRCがスタートしたその初年度から、イタリアのラリーはシリーズの1戦に組み込まれた。地中海に面した風光明媚なサンレモの町を中心とするラリー・サンレモは、WRCでも特に人気の高いラリーだったが、2004年よりWRCのイタリア戦は地中海に浮かぶサルディニア島で「ラリー・イタリア サルディニア」として開催されるようになった。2024年大会は島北西部のアルゲーロにサービスパークが置かれたが、2025年大会は島北東部の都市オルビアに移動。金曜日から日曜日まで、3日間にわたり競技が行われる。ステージはグラベルで、全体的に比較的ハイスピードなコーナーが多いが、道幅が非常に狭いため小さなミスでさえも許されず、非常に難易度が高いラリーとして知られている。多くの観客が集う観戦ポイント「ミッキージャンプ」を含むモンテ・レルノは、このラリーの名物ステージである。
砂状のグラベルに覆われた路面は駆動力の確保が勝負
ラリー・イタリア サルディニアのグラベルステージは、表面がパウダーのように細かな砂状のグラベルに覆われているため軟らかく、駆動力(トラクション)が伝わりにくい路面が多い。しかし、再走ステージでは砂状のグラベルが掃け、下から硬い岩盤や石が現れるため、タイヤがダメージを受けやすい。さらに、道幅が狭く道のすぐ脇に木や岩が迫るコーナーが多いため、このラリーで勝つためには精度の高いハンドリングとドライビングが必要となる。また、好天時は気温がかなり上昇するためエンジンとタイヤの温度管理にも注意しなければならない。TGR-WRTはヤリスWRCで出場したセバスチャン・オジエが、2022年に優勝しているが、過去3大会はライバルの後塵を拝している。
大会基本情報
開催国:イタリア
日程:6月5日(木) ~ 8日(日)
サービスパーク:オルビア
路面:グラベル
SS:16(SSトータル距離:320.08 km)
総走行距離:1,190.50 km
開催国情報
首都:ローマ
時差:-7時間
人口:5,885万人(2023年、IMF)
言語:イタリア語
※最新情報は wrc.com をご覧ください。
