公開日時 2025年07月26日 05:00
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航空自衛隊新田原基地に駐機する米軍のF35Bステルス戦闘機=2024年10月、宮崎県新富町
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琉球新報朝刊
防衛省九州防衛局の江原康雄局長は25日、宮崎県の航空自衛隊新田原基地に8月7日、新たに導入するF35Bステルス戦闘機4機を配備すると明らかにした。河野俊嗣知事と県庁で面会し伝達した。順次機数を増やす計画。騒音被害の深刻化が懸念され、河野知事は「具体的な住民の負担軽減策が示されていない状況で配備されるのは残念だ」と苦言を呈した。江原局長は対応遅れを陳謝し、負担軽減策について「検討を行っている途上だ」と応じた。
F35Bは短距離離陸・垂直着陸が可能。海上自衛隊最大級の護衛艦いずも型2隻で発着させ、事実上の空母艦載機に位置付けられる。F35Bといずも型の運用に関しては、必要最小限度の範囲で防衛力を行使する「専守防衛」の方針を逸脱しかねないとの指摘がある。空自はF35Bを42機取得する計画。
騒音の大きい垂直着陸訓練は鹿児島県・馬毛島で行う計画だが、基地建設工事が遅れている。防衛省は、緊急時以外行わないとしてきた新田原での垂直着陸について2月、一転して訓練実施を表明した。
