トランプ米大統領がベトナムと合意したと2日に発表した20%の関税について、ベトナム外務省は17日、現在も米国側との協議を継続しているとの立場を改めて強調した。

  ベトナム外務省のファム・トゥ・ハン報道官は、ハノイでの定例会見で「トー・ラム共産党書記長とトランプ氏の電話会談を受けて、両国は関係内容の明確化と具体化に向けて引き続き協議を行っている」と述べた。

  ハン氏は、ベトナム政府がトランプ氏の発表した「関税合意」を正式に受け入れたかについては言及を避けた。これまでのところ、両国のどちらからも合意の詳細や概要は発表されておらず、20%の関税率や、同国を経由して再輸出された品目に対する40%の追加課税がどのように適用・執行されるかは不透明なままだ。

  事情に詳しい関係者によると、ベトナム側は依然として関税率の引き下げを求めている。

  ベトナムは、最大の貿易相手国の中国との良好な関係を維持しつつ、米国の要求とのバランスを取ろうとしている。交渉の中で、米国は中国製品がベトナムを経由して迂回輸出され、高関税を回避する行為を阻止するための一層の対策を求めている。

原題:Vietnam Says Negotiators Still Working With US on Trade Deal(抜粋)

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