オーストラリアの労働市場が緩み始めている兆しが出てきた。6月の失業率が予想外に上昇し、雇用が伸び悩んだことで、来月の利下げ見通しが強まった。

  豪統計局が17日発表した6月の失業率は4.3%と、2021年11月以来の高水準となった。市場予想は前月と同水準の4.1%だった。6月の雇用者数はわずか2000人増にとどまり、増加分は全てパートタイム。エコノミスト予想では2万人増とされていた。

  この発表を受けて、豪ドルは0.5%下落し、政策に敏感な豪3年国債利回りも低下。一方で、豪株式相場は上昇した。

  短期金融市場では8月の利下げが完全に織り込まれ、さらにその後もう1回の金利引き下げ、そして3回目の利下げの確率も50%程度と見込まれている。

 

Source: Bloomberg

原題:Australian Unemployment Climbs to Four-Year High, Currency Drops (抜粋)

 

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