プーチン氏「ウクライナ目標取り下げず」、交渉は継続 トランプ氏と電話会談

ロシアのプーチン大統領は3日、トランプ米大統領と電話会談を行い、ロシアがウクライナを巡る目標を取り下げることはないと改めて表明すると同時に、交渉を通して紛争を解決することには依然として関心を持っていると伝えた。モスクワで同日撮影の提供写真(2025年 ロイター/Sputnik/Ramil Sitdikov/Pool via REUTERS)

[モスクワ 3日 ロイター] – トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は3日、電話会談を行った。トランプ氏がウクライナとの早期停戦を求めた一方、プーチン氏は交渉を通して紛争を解決する意向を示しながらも、紛争の「根本的原因」を取り除くというウクライナ侵攻の目的を取り下げることはないとの立場を改めて表明した。

ロシアのウシャコフ大統領補佐官によると、
両首脳は米国によるウクライナに対する一部武器供給の停止を巡る問題については協議しなかった。

ウシャコフ氏によると、プーチン氏はトランプ氏が掲げるロシア・ウクライナ戦争の早期終結に触れ、ロシアには交渉を継続する用意があると伝えた。同時に、ロシアはこの紛争の「根本的原因」を取り除くことに引き続き焦点を当てていると述べた。

会談は約1時間におよび、イランや中東情勢についても詳細に協議。今後も話し合いを続けることで合意したという。

ウクライナのゼレンスキー大統領はこの日、トランプ大統領と4日にもウクライナへの武器供給について協議する意向を示した。

ウクライナ当局によると、米ロ首脳電話会談から数時間後に、ウクライナの首都キーウ北部郊外で民間集合住宅がロシアによるドローン(小型無人機)攻撃を受け、火災が発生。キーウ市内では防空部隊がドローンを撃墜する爆発音が響いており、米ロ首脳による電話会談後もロシアによるウクライナへの攻撃は続いている。

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