卓球の世界一を決める「2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会」は、2日にグループステージ第1戦が行われ、日本男子はドイツと対戦し、2-3で敗れた。

今回の日本男子は、世界ランキング3位の張本智和(トヨタ自動車)、同8位の松島輝空(個人)をWエースに据え、戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(東都観光バス)、宇田幸矢(協和キリン)がメンバー入り。充実の陣容で、2大会ぶりのメダル獲得へ向け、まずはシード争いに臨んだ。

重要なドイツとの初陣では松島が1番手を担い、2番手の張本智とともにエース起用。3番手には戸上が入り、ベストメンバーで初戦に臨んだ。試合は第2マッチの張本智、第3マッチの戸上がそれぞれ勝利を収めたものの、第5マッチで松島がベネディクト・ドゥダに敗戦。激闘に敗れて重要な初戦を落とした。

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日本 2 - 3 ドイツ

第1試合

松島輝空 0 - 3 チウ・ダン

(12-14、3-11、3-11)

第1ゲーム

序盤はチウ・ダンが鋭い出足で5連続ポイントを奪い、流れを握る。松島はブロックを見せるなど守備から立て直しを図ると、バックハンドの強打で3点差に迫る。先にゲームポイントを握られたが、松島が連続ポイントで10-10のデュースに持ち込む。しかし、チウ・ダンの粘りに屈し、12-14でこのゲームを落とした。

第2ゲーム

1-2から回り込みのフォアを沈めるなど、チウ・ダンが再び流れを握り、1-5とリードを広げる。松島は反撃に出たい中、攻撃の手を緩めない相手を止めることができない。早々にゲームポイントを握られ、3-11でこのゲームを落とした。ゲームカウント0-2とされ、王手をかけられた。

第3ゲーム

このゲームもチウ・ダンのペースは変わらず、松島は1-4でタイムアウトを要求し、立て直しを図る。その後も強烈なカウンターやラリーの打ち合いでチウ・ダンが優位に立つ展開に。連続失点でマッチポイントを握られると、最後はフォアハンドを沈められ、3-11でこのゲームを落とし、ストレート負けを喫した。

第2試合

張本智和 3 - 2 ベネディクト・ドュダ

(11-4、10-12、11-8、8-11、11-5)

第1ゲーム

レシーブから幸先よく2ポイントを奪った張本智が、そのまま6-0とリードを広げ、安定した立ち上がりを見せる。ドュダとのラリー勝負でも優位に立ち、中盤は相手の反撃を受けながらも序盤のリードを活かしてゲームポイントを握る。最後はサービスエースを決め、11-4でこのゲームをものにした。

第2ゲーム

先にドュダがリードを奪う中、張本智はチキータレシーブやバックでのラリーで追いつく。しかし、ドュダが徐々に張本智の返球に対応し始め、再びリードを許す展開に。チキータと3球目のフォアで張本智が8-9と迫ると、ドュダがタイムアウトを要求。直後に巧みなカウンターで張本智が追いついたが、デュースの攻防を落とし、10-12でこのゲームを奪われた。

第3ゲーム

互いに点を取り合う激しい立ち上がりとなり、張本智はチキータからのフォアを沈めると、ドュダもツッツキでポイントを奪うなど対応力の高さを見せる。張本智はラリーで優位に立ち、9-8と終盤に逆転。そのままゲームポイントを握ると、最後はミドルを突いて11-8でこのゲームをものにした。

第4ゲーム

激しいラリーの攻防が続く中、張本智はエッジボールなどもあり、3-6とリードを許す。中盤にはバックサーブなどで変化をつけて戦術転換を図るが、ドュダの対応を止めることはできない。8-11でこのゲームを落とし、フルゲームに突入した。

第5ゲーム

張本智がドュダを左右に揺さぶり、7-2とリードを広げる。7-3からのラリーの攻防も制し、喜びを露にする。8-4でタイムアウトを要求すると、直後のラリーも制してマッチポイントを握る。そのまま11-5で奪取し、厳しい試合をものにした日本はマッチカウントを1-1とした。

第3試合

戸上隼輔 3 - 2 パトリック・フランチスカ

(5-11、11-1、11-9、5-11、11-5)

第1ゲーム

序盤はフランチスカに3連続得点を許す中、戸上はチキータやサービスでポイントを奪うが、相手の鋭い出足の前に劣勢に回る。中盤にもポイントを重ねられた戸上は、長短のサービスを織り交ぜて対応するが、5-11でこのゲームを落とした。

第2ゲーム

戸上が6連続ポイントで勢いに乗り、序盤の主導権を握る。サービスとレシーブで安定感を保ち、ラリー勝負でも優位に立ちながら着実に加点。フランチスカに反撃を許さず、11-1でこのゲームを圧倒した。

第3ゲーム

戸上が距離を取りながらラリーで優位に立ち、3-2からの攻防を制して勢いに乗る。中盤にかけてリードを広げ、フランチスカも反撃に出るが、再び戸上が攻勢を強めて9-5と差を広げる。2点差に迫られてタイムアウトを取ると、その後はゲームポイントを握り、最後はレシーブからポイントを奪って11-9で取り切った。

第4ゲーム

フランチスカにサービスミスも見られたが、直後のラリーをものにすると、2-4と戸上からリードを奪う。中盤以降もリードを保ったまま試合を進め、先にゲームポイントを握る。最後は戸上のレシーブがミスとなり、5-11でこのゲームを奪い、第5ゲームに突入した。

第5ゲーム

戸上が5-2と立ち上がりを優位に運び、フランチスカがタイムアウトを要求。その後もチキータや両ハンドの強打で優位に立った戸上がマッチポイントを握った。最後もフォアハンドを振り切り、11-5で奪取。日本男子がマッチカウントで逆転した。

第4試合

張本智和 0 - 3 チウ・ダン

(9-11、9-11、10-12)

第1ゲーム

立ち上がりからチウ・ダンが回り込みのフォアを見せるなど、張本智相手にも強気の姿勢を見せる。張本智はツッツキなど台上プレーからリズムをつかみ、5-6からは3球目にフリックを織り交ぜるなど多彩な技術で対応する。8-8と僅差のまま終盤に突入すると、先にゲームポイントを握ったのはチウ・ダン。9-11でこのゲームを奪われ、張本智は先手を取られた。

第2ゲーム

張本智がテンポよく3連続ポイントで流れに乗るが、チウ・ダンも強烈なカウンターで応戦し、3-3と追いつく。再び張本智が3連続ポイントで中盤にわずかにリードを奪うが、チウ・ダンもフォアハンドやツッツキで逆転に成功。終盤は先にゲームポイントを握られ、9-11でこのゲームを落とし、チウ・ダンに王手をかけられた。

第3ゲーム

チウ・ダンのテンポのいいプレーに押され、0-3のビハインドで張本智がタイムアウトを要求。守備から流れをつかんだ張本智は3連続ポイントで同点に追いつく。しかし、チウ・ダンの鋭いフォア中心の攻めに再び連続得点を許す展開に。それでも張本智が6-8と迫ると、チウ・ダンがタイムアウトを要求。その後、張本智が連続ポイントで追いつき、9-9からのラリーを制してゲームポイントを握る。デュースにもつれ込んだ攻防はチウ・ダンが要所をものにし、10-12でこのゲームを奪取。松島戦に続くストレート勝ちで、マッチカウントを振り出しに戻した。

第5試合

松島輝空 1 - 3 ベネディクト・ドュダ

(5-11、11-6、8-11、7-11)

第1ゲーム

開始直後、サービスをめぐって松島にフォルトの判定が下る。そのまま5連続ポイントを許すと、チキータや両ハンドのラリーで立て直しを図る。しかし、序盤のリードを保ったままドュダが中盤に差を広げ、先にゲームポイントを握られる。最後は5-11でこのゲームを落とし、先手を取られた。

第2ゲーム

松島が0-1から3連続ポイントでリズムをつかむと、直後にもラリーからフォアの強打を沈めるなど、落ち着きを取り戻す。6-3からのラリーでは前に出てフォアを決めるなど強気のプレーで押し込み、ドュダの反撃に遭いながらもゲームポイントを握る。最後は11-6でこのゲームを取り切り、松島がこの試合で初めてゲームを奪った。

第3ゲーム

再びドュダが立ち上がりの流れを握り、1-5とリードを奪う。松島は粘りを見せて連続ポイントを奪うが、中盤にドュダにポイントを重ねられる展開に。それでも松島が連続ポイントでプレッシャーをかけるが、最後はフォアがオーバーとなり、8-11でこのゲームを落とし、王手をかけられた。

第4ゲーム

松島がレシーブから2本をポイントにつなげると、3-3と追いつかれたものの、サービス2本をものにして5-3とリードする。中盤にドゥダに追いつかれると、6-6からのラリーの攻防も奪われて松島がタイムアウトを要求。サービスエースを決めるなど迫った松島だが、ドゥダのレシーブ対応に遭い、マッチポイントを握られた。最後はドゥダのフォアが決まり7-11。奮闘したものの第5マッチまでもつれた試合を落とした。

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張本 智和(トヨタ自動車)
松島 輝空(個人)
戸上 隼輔(井村屋グループ)
篠塚 大登(東都観光バス)
宇田 幸矢(協和キリン)

女子

張本 美和(木下グループ)
早田 ひな(日本生命)
橋本 帆乃香(デンソー)
長﨑 美柚(木下グループ)
面手 凛(日本生命)

テレビ放送・ライブ配信予定テレビ放送予定

テレビ東京(外部サイトへ)

ライブ配信予定

U-NEXT(外部サイトへ)
20:30~予定

※試合開始は20:30予定

試合方式

チーム3名によるシングルス戦で、3試合先取制。各試合は5ゲームマッチで行われる。

ABC vs XYZの場合(スウェイスリング方式)

第1試合:A vs X
第2試合:B vs Y
第3試合:C vs Z
第4試合:A vs Y
第5試合:B vs X

大会システムシード順位決定戦

日本は男女ともに決勝トーナメント進出が確定。2つのグループに分かれ、リーグ内の順位によって決勝トーナメントのシード順を決定する。

男子/グループ2

日本
フランス
ドイツ
台湾

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日本
フランス
ドイツ
イングランド

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シード順位決定戦に出場する8チームと、56チーム(14グループ)による予選グループを勝ち上がった24チームを合わせた、計32カ国・地域が決勝トーナメントに進出する。

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izukawaya

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