米国株式市場=S&P・ナスダック最高値更新、米ベトナム関税合意受け

米国株式市場ではS&P総合500種とナスダック総合が反発し、過去最高値を更新して取引を終えた。2021年1月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 2日 ロイター] – 米国株式市場ではS&P総合500種(.SPX), opens new tabとナスダック総合(.IXIC), opens new tabが反発し、過去最高値を更新して取引を終えた。ハイテク株が上昇したほか、米国がベトナムと関税交渉で合意したことで貿易戦争長期化への懸念が後退した。 ダウ工業株30種(.DJI), opens new tabは小反落したが、昨年12月4日の最高値から1.18%以内の水準にとどまった。 ナスダックはエヌビディア(NVDA.O), opens new tabやアップル(AAPL.O), opens new tab、テスラ(TSLA.O), opens new tabへの買いに支えられ、6月30日に付けた最高値を更新した。 この日は米ADPリサーチ・インスティテュートが朝方発表した6月の全米雇用報告で民間雇用者数が予想外の減少となったことを受け、下落して取引を開始した。 ただその後、トランプ大統領がベトナムと関税交渉で合意したと発表したことを受けてプラスに転じた。トランプ政権はインドとの合意も近いとしているが、他国は9日の期限に間に合わない可能性があると示唆している。市場は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期を巡る手掛かりを求め、3日発表の雇用統計を注視する。 クリアステッド・アドバイザーズのシニアマネジング・ディレクター、ジム・アワッド氏は「雇用が軟化し、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを促せばプラスになるが、軟化しすぎれば成長と利益にマイナスになる」と述べた。 個別銘柄ではテスラが5%上昇。第2・四半期の世界納車台数が前年同期比13.5%減と市場予想を下回ったが、一部の市場関係者はアナリストの悲観的な予想ほど深刻ではなかったとの見方を示した。 医療保険のセンティーン(CNC.N), opens new tabは40%急落して8年ぶり安値。2025年の利益見通しを取り下げると発表したことを嫌気した。 米取引所の合算出来高は169億5000万株。直近20営業日の平均は178億2000万株。

LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場

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