韓国6月輸出がプラス転換、米中向けは引き続き減少

韓国産業通商資源省が1日発表した6月の輸出額は前年同月比4.3%増の598億ドルで、堅調なハイテク関連需要を背景に5月のマイナスから回復した。写真は2021年7月、釜山で撮影(2025年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 1日 ロイター] – 韓国産業通商資源省が1日発表した6月の輸出額は前年同月比4.3%増の598億ドルで、堅調なハイテク関連需要を背景に5月のマイナスから回復した。ロイターがまとめたエコノミストの予想中央値(4.7%増)には届かなかった。

5月の輸出額は、トランプ米大統領による関税措置の影響で米国と中国向けが大きく落ち込んだため、1.3%減となっていた。

6月の米国向け輸出も0.5%減、中国向けは2.7%減でそれぞれマイナスは3カ月連続と2カ月連続。ただ欧州連合(EU)向けが14.7%増、東南アジア向けが2.1%増と伸びた。

品目別では半導体が11.6%増と4カ月連続のプラスになったものの、伸びはこの間で最低を記録した。自動車は2.3%増。米国向けが減少した半面、欧州で電気自動車(EV)需要がしっかりだった。

6月輸入額は3.3%増の507億2000万ドルで、貿易黒字額は90億8000万ドルと2018年9月以来の大きさになった。

安徳根・産業通商資源相は「米国の関税政策の振幅や景気回復を巡る不確実性は年後半も続く見通しだ」と述べ、米関税対策に全力を注ぐと約束した。

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