夏の北海道旅行に最適! JR乗り放題にピーチ機内1000円分利用券がついた“オトクなきっぷ”が登場 U25ならさらに格安

JR北海道とピーチがタイアップした企画乗車券「Peachひがし北海道フリーパス」および「Peachきた北海道フリーパス」が発売中だ

JR北海道は、ピーチ(Peach Aviation)とタイアップした企画乗車券「Peachひがし北海道フリーパス」および「Peachきた北海道フリーパス」を2026年3月31日まで発売しています。どんなきっぷなのでしょうか。

JR北海道のフリーエリア乗り放題とピーチ1000円利用券がセットに

 ゴールデンウィークが明けると、北海道にも遅い春が訪れます。そして北海道には梅雨がないため、5月下旬から7月にかけては、心地よく観光が楽しめる時季となります。

 そんな北海道の観光シーズンに向け、「JR北海道」とLCC(格安航空会社)の「Peach Aviation(ピーチ アビエーション)」がタイアップしたおとくな旅行商品が登場しました。

 それは「Peach ひがし北海道フリーパス(以下、ひがし北海道フリーパス)」「Peach きた北海道フリーパス(以下、きた北海道フリーパス)」です。

 どちらの商品も、JR北海道管内の指定路線が「フリーエリア」となり、特急、普通列車(快速含む)の普通車自由席(座席未指定券を発売する列車の場合は普通車指定席の空席)が自由に乗り降りできるというものです。

 加えて普通車指定席もひがし北海道フリーパスは5回、きた北海道フリーパスは4回まで利用可能です。

 さらにいずれも、新千歳空港発のPeachの機内販売で使える「Peach機内ご利用券(1000円分)」がセットになっています。

 有効期間はひがし北海道フリーパスが4日間、きた北海道フリーパスが3日間です。

 価格はひがし北海道フリーパスがおとな2万810円、きた北海道フリーパスが1万6670円で、子ども料金の設定はありません。ただ25歳以下(U25)の利用者については、それぞれおとな1万6950円、1万3990円で購入可能です。

 取り扱いは、JR新千歳空港駅の指定席券売機ならびに話せる券売機限定となっています。ただしU25の購入については、話せる券売機でオペレーターを呼び出し、年齢を確認できる公的証明書(健康保険証、運転免許証)などの提示が必要となります。

 指定席の予約は、JR北海道の指定席券売機、話せる券売機、さらにみどりの窓口で可能です。

 さて、それぞれのフリーエリアですが、商品名に“ひがし北海道”“きた北海道”と謳いつつも、いずれも道央を含む広いエリアが対象となっています。

 両者に共通なのは、千歳線の「新千歳空港駅〜白石駅」、函館本線の「小樽駅〜旭川駅」石勝線の「南千歳駅〜追分駅」、室蘭本線の「追分駅〜岩見沢駅」、根室本線の「滝川駅〜富良野駅」、富良野線の「旭川駅〜富良野駅」、宗谷本線の「旭川駅〜新旭川駅」の各区間です。

どれくらいオトクになる? 計算してみた

 この共通のフリーエリアに加え、個別のフリーエリアとして、ひがし北海道フリーパスでは石北本線の「新旭川駅〜網走駅」、石勝線の「追分駅〜新得駅」、根室本線の「新得駅〜根室駅」、釧網本線の「東釧路駅〜網走駅」という、道東をカバーするすべての路線が指定されています。

 一方、きた北海道フリーパスは、宗谷本線の「新旭川駅〜稚内駅」、留萌本線の「深川駅〜石狩沼田駅」が加わる形です。

 ではこのフリーパスを使うと、どのくらいおとくになるのでしょうか。

「Peachひがし北海道フリーパス」および「Peachきた北海道フリーパス」のフリーエリア

 日本最東端の駅である「根室駅」、最北端の駅である「稚内駅」で、試算してみましょう。

 新千歳空港には、午前中だけで成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、仙台空港の各空港からPeachの便が到着します。

 そこでお昼前くらいに新千歳空港駅から出発すると考えると、根室駅までは「南千歳駅〜釧路駅」の特急「おおぞら5号」を軸に、前後で区間快速と普通列車を乗り継いで、約6時間40分、運賃と指定席特急料金(通常期、以下同)の合計はおとな1万1770円となります。

 ひがし北海道フリーパスは2万810円なので、往復するだけで元が取れる計算です。

 一方、同様に新千歳空港から稚内駅までは、札幌駅まで区間快速、続いて特急「ライラック17号」「サロベツ1号」を乗り継いで約6時間15分、おとな1万1770円です。

 きた北海道フリーパスは1万6670円なので、こちらも余裕で元が取れることになります。

 さらにPeachの機内利用券が加わるため、お得額はさらに大きくなります。飛行機で新千歳空港入りしてJRで最東端、最北端を目指すなら、このフリーパスを利用しない手はないでしょう。

 もちろん、このように「フリーエリアの端から端」の旅行を考えなくても、それぞれ特急を適宜活用しながら3〜4都市を回ってもいいでしょうし、フリーエリアだからこそ、ふだんは下車しない途中駅で降り大自然を満喫する旅行のスタイルも、費用を気にせずプランニングできるはずです。

 またおとなよりも安いU25であれば、より短い旅程でも元が取れるため、目的を絞っての旅行も視野に入るのではないでしょうか。

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 なお冒頭で北海道の観光シーズンについて触れましたが、これらのきっぷの発売期間は2026年4月1日(水)までで、利用期間は8月10日(日)〜19日(火)、12月28日(日)〜1月6日(火)をのぞき、ひがし北海道フリーパスが4月4日(土)、きた北海道フリーパスが4月3日(金)までとなっています。

 夏から秋、そして北海道らしさを存分に味わえる冬にかけての旅行も、このふたつのフリーパスを活用してみてはいかがでしょうか。

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