
5月19日、バンス米副大統領は、前立腺がんと診断され、骨に転移していると発表されたバイデン前大統領について、在任中に健康状態に関する情報を国民にもっと提供すべきだったとの見解を示した。ホワイトハウスで1月15日、代表撮影(2025年 ロイター)
[ワシントン 19日 ロイター] – バンス米副大統領は19日、前立腺がんと診断され、骨に転移していると発表されたバイデン前大統領について、在任中に健康状態に関する情報を国民にもっと提供すべきだったとの見解を示した。
バンス氏は、バイデン氏の回復を願うとしながらも「国民は彼の健康状態をもっと把握し、実際にどんなことに対処していたのかに、より正確な情報を知ることはできなかったのだろうか」と疑問を呈した。
折しも再選を目指していたバイデン氏を巡り、民主党内や側近の間で同氏の深刻な認知機能の衰えに対する懸念が広がっていた経緯を記した2人のジャーナリストによる書籍「オリジナル・シン(原罪)」が出版され、改めて注目を集めている。
バイデン氏自身は8日、ABCテレビの番組に出演した際、在任中に認知機能が衰えたとの見方を否定。「それを裏付ける材料は何もない」と言い切った。
一方バイデン氏の診断結果については、複数の医師が通常はここまで進行する前に発見されるがんだとロイターに語り、驚きだと受け止められている。
米疾病対策センター(CDC)によると、前立腺がんの約70%は、他の臓器に転移する前に発見される。
ある医師は、血液検査が利用できるとすれば、これほど進行した段階になってがんが検知されるというのはかなり異例だと説明した。
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