JAXA=宇宙航空研究開発機構は、十勝の大樹町にある実験場で実施している、たこを使った空中風力発電の実験について、今年度は初めて屋外で発電する試験を実施する計画を明らかにしました。
JAXAは、30年ほど前から大樹町の「大樹航空宇宙実験場」で毎年、気球やヘリコプターを使って航空宇宙技術に関する実験を行っています。
JAXAが9日発表した今年度の実験の計画によりますと、今月から11月にかけて13種類の実験を行う予定です。
このうち3年前から取り組んでいる、たこを使った空中での風力発電の実験では、ことし8月から9月にかけて初めて屋外で発電する試験を実施する計画を明らかにしました。
たこが上空を飛行する際、たこと地上の発電機を結ぶひもの動きで生まれる発電量を計測することにしています。
JAXA宇宙科学研究所大気球実験グループ福家英之グループ長は「大樹町は沿岸の開けた場所にあるという実験のしやすい立地であるうえに、町を挙げて宇宙に関する実験に協力してくれるJAXAにとって非常に重要な場所です。今年度も安全に実験を進めていきたい」と話しています。
