米国がロシアとウクライナの停戦に向けた取り組みを強化する中、米国のウィトコフ特使が25日、モスクワでプーチン大統領と会談している。両氏の会談は4度目。インタファクス通信が報じた。

  ブルームバーグ・ニュースは24日、米国がロシアに対し、ウクライナが独自の軍隊と防衛産業を持つ権利を認めるよう求める方針と報じた。

  近く大統領就任100日を迎え、戦争終結を急ぐトランプ米大統領は23日、ウクライナのゼレンスキー大統領を非難し、和平案を受け入れるよう圧力を強めた。この和平案については、ロシアに有利になるとの懸念の声が挙がっている。

  ロシアがウクライナと欧州の同盟国が要求に応じ、ウクライナでの軍隊維持に同意することは、この戦争におけるプーチン氏の主な目的の一つとされる、ウクライナの「非軍事化」の求めを断念することを意味する。

Steve Witkoff

米国のウィトコフ特使

Photographer: Anna Moneymaker/Getty Images North America

  国際社会は、違法な併合に正当性を与えないよう、クリミア半島をロシア領と認めることに抵抗してきた。ゼレンスキー氏は、ロシアに領土を譲らないと繰り返し述べている。

  トランプ氏は24日、この戦争で「双方に」大きな圧力をかけていると述べた。同氏は、プーチン氏が「合意を望んでいると思う。すぐにわかるだろう」としている。ロシア側から提示された譲歩について問われ、トランプ氏は「戦争をやめ、国全体の占領をやめれば、かなり大きな譲歩だ」と答えた。

  ロシアのラブロフ外相はCBSニュースのインタビューで、なお交渉が必要な点があるとした上で、合意に向けて「正しい方向に進んでいるサインが複数ある」と述べた。

 

原題:Trump Envoy Witkoff Arrived in Moscow, Interfax Reports(抜粋)

(詳細を加え更新します)

Share.