【ロンドン=中西梓】石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国による「OPECプラス」は2日、オンラインで閣僚級会合を開き、現在実施している日量約366万バレルの協調減産を2025年末まで継続すると決めた。ロイター通信によると、サウジアラビアやロシアなどが別途、今月末まで実施している日量約220万バレルの自主減産も24年9月末まで延長する。OPECの本部(ロイター)OPECの本部(ロイター) OPECプラスは価格下支えのため、22年秋以降に減産を重ねてきた。OPECプラスの枠組みとは別に、サウジアラビアやロシア、アラブ首長国連邦(UAE)などが自主減産を続けている。現在の減産規模は計約590万バレルで、世界の総需要(日量約1億バレル)の6%弱となる。

 閣僚級会合では、減産を実施しない場合の生産水準となる各国の割当量を一部変更し、25年の生産水準を日量計約54万バレル拡大することも決めた。23年6月に決定した割当量に比べて、UAEが日量30万バレル増、ナイジェリアが12万バレル増、ロシアが12・1万バレル増となる。次回の閣僚級会合は12月1日に開かれる。