宇都宮大のプロジェクトチーム(PT)は1日、LRT(次世代型路面電車)を利用し、自動走行ロボットで荷物を運ぶ初めての実証実験を行った。将来的には、LRTが比較的すいている早朝や深夜に自動配送を行い、人手不足が深刻な物流業界の一翼を担うことが期待されている。
LRTの宇都宮駅東口停留場に向かうロボット ロボットは事前に学習した地図情報などをもとに、障害物を認識しながら自走する。実験では、性能が異なる2台のロボットがそれぞれ弁当などを積み込み、JR宇都宮駅東口の連絡通路を出発。隣接する「ライトキューブ宇都宮」のエレベーターで地上に降り、停留場からLRTの貸し切り列車に乗車した。かしの森公園前停留場(芳賀町)で下車し、信号機のある横断歩道を渡って公園まで無事にたどり着くと、芳賀町の大関一雄町長やPTのメンバーらが拍手で出迎えた。
実験はおおむね成功したが、実験を見に集まった人垣を障害物と誤認したロボットが右往左往する一幕もあった。 実験後、PTの学生リーダーで、同大大学院修士課程1年の川内涼輔さん(22)は「LRTやエレベーターの乗り降りなどをクリアできてよかった。実験で見つかった課題にも対応していきたい」と話していた。
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