北九州市立大は31日、2022年に2度の大規模火災に見舞われた同市小倉北区の
旦過(たんが)
市場に、デジタル人材を育成する「情報イノベーション学部(仮称)」を新設すると発表した。27年4月の開設を予定している。
火災の爪痕が残る中、多くの買い物客が訪れる旦過市場(2023年8月、北九州市小倉北区で)=貞末ヒトミ撮影火災の爪痕が残る中、多くの買い物客が訪れる旦過市場(2023年8月、北九州市小倉北区で)=貞末ヒトミ撮影 同大によると、定員は約120人で、キャンパスは同市場の再整備事業で建設される建物内に入居する。同市場の店主らでつくる商店街組合などが、にぎわい創出につながるとして市場内での開設を要望。同大も、小倉北区中心部でIT企業と連携しやすいことから候補地として検討していた。

 記者会見で津田純嗣理事長は「大学と市場が一緒になることで発信力が増し、最先端のことができると期待している」と語った。同席した同市場商店街の中尾憲二会長は「新学部設置は次の旦過市場へとつなげていくための推進力になる。店主らも、どんな化学反応が起きるか楽しみにしている」と歓迎した。