岩手県一関市大東町渋民の寺院「
東川院(とうせんいん)
」が所有する国の重要文化財「木造観音
菩薩(ぼさつ)坐像(ざぞう)
」の大規模修理が終わり、同院で12日、お祝いの法要が行われた。
修理完了を祝い、法要を行う住職ら(いずれも12日、一関市の東川院で)修理完了を祝い、法要を行う住職ら(いずれも12日、一関市の東川院で)
 菩薩坐像は平安後期の奥州藤原氏時代に作られたとされ、表面のひび割れや
金箔(きんぱく)
の浮きが目立つようになっていた。2022年5月から文化庁の指導の下、公益財団法人美術院国宝修理所(京都市)で修理され、3月末に東川院観音堂に2年ぶりに安置された。

修理を終えた木造観音菩薩坐像修理を終えた木造観音菩薩坐像 制作当時の金色の輝きを取り戻した姿を一目見ようと、この日の法要には地元の関係者ら約60人が参加。大場浩俊住職は「800年という歴史の重さを感じながら、これからも地域の方々と大切に守り続けていきたい」と語った。 毎月18日の「ご縁日」には一般拝観を受け付けている。拝観料300円。

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