7人制ラグビーの女子日本代表「サクラセブンズ」は、3大会連続となるパリ五輪の出場を決めている。現在は代表候補として22人が選ばれており、18~23日に埼玉県熊谷市で合宿を行った。全敗を喫して最下位に終わった東京五輪から3年。花の都でのメダル獲得に向けて12人(予定)の五輪代表メンバー入りを目指す九州・山口ゆかりの選手を紹介する。(崎田良介)

「泥臭いプレーでチームを鼓舞する最年長」中村知春選手…7人制ラグビー女子日本代表候補

平野優芽選手 24 東京五輪を戦った3年前は日本体育大の学生で、若手の一人だった。今は違う。日の丸を背負うチームの主将を任され、先頭に立つ。「楽しみよりも責任感。それも、チームが勝てるようになってきたからこそ」。パリ五輪でのメダル獲得というチームで掲げた目標から、決して目をそらすことはない。主将としてチームを引っ張る平野優芽選手(左)主将としてチームを引っ張る平野優芽選手(左) 小学校1年生の時に東京のスクールでラグビーを始め、18歳の時には日本代表として国際大会で活躍していた。大学を出てからは強豪のながとブルーエンジェルス(山口県長門市)に入団。レベルが高い外国人選手が多いチームの環境にもまれ、切れのあるステップや当たり負けしない体作りの強化に励み、日本代表の主力へと成長した。

 主将としてチームメートにどんな言葉をかけるか。それがプレーや試合結果を左右すると考えており、コーチの考えや思いをくむことも役割の一つ。世界を転戦する今季のワールドシリーズでは、5月上旬のシンガポール大会を6位で終えており、「五輪のメダルが目標と口に出しても恥ずかしくない結果を残せた」とチームの成熟に自信を深めた。 「厳しい練習をやってきて、(メンバーに)大きな差がない。メダル獲得のためにみんな頑張ってくれている」。もちろん、その中で誰よりも汗をかく覚悟だ。

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