墨田区×創業120年「東屋」との共創モデル ― SICアワード2025グランプリ受賞

appcycle株式会社は、墨田区の産業共創施設「SIC(Sumida Innovation Core)」のスタートアップ会員として、創業120年の革小物製作企業・有限会社東屋(本社:墨田区)と共創プロジェクトを推進してまいりました。

2026年2月に開催された「SICアワード2025」(SIC開設2周年イベント)にて、全70超の共創事例の中から最優秀賞グランプリを獲得。「地域連携を通じた社会的課題の解決」として高い評価をいただきました。

山本亨 墨田区長からは、「共創とは何なのかということが大変わかりやすく、多くの人に伝わりやすい内容でした。appcycleの本社がある弘前市と墨田区は『北斎祭り』でのねぷた運行など深い交流もあります」とのコメントを頂戴しています。

本受賞を機に、墨田区長への表敬訪問を実施。今後は大規模展示会での共同出展を活用し、墨田区の都内企業ネットワークと青森発スタートアップの素材テクノロジーを繋ぐ『東京×地方の共創モデル』をさらに加速させてまいります。その第一弾として、「SusHi Tech Tokyo 2026」に出展いたします。


共創パートナー:有限会社東屋

創業120年、伝統の職人技を継承する革小物製作企業。手馴染みの良さと細部まで計算された仕立ての美しさを特徴とし、本物志向の顧客から信頼を得る老舗。RINGO-TEX®の風合い・耐久性を活かした新たな革小物ラインを、appcycleと共同で開発中。

公式HP :https://azumaya.bz/

ECサイト:https://azumaya.stores.jp/

■発表の背景:一次産業の課題解決から生まれた素材テック

「RINGO-TEX®」は、日本国内で発生する廃棄りんごの搾りかすなどをアップサイクルして製造されるバイオベースレザーです。りんごの廃棄物処理問題や、一次産業における人手不足・後継者不足といった地域の課題を、独自の素材テクノロジーによって解決しています。

本イベントでは、「持続可能な都市」の構築に貢献するサステナブル素材として、モビリティからファッション、アートに至るまでの幅広い社会実装の実績を提示し、持続可能な未来に向けたビジョンを発信します。


■最新の社会実装・協業ハイライト

「RINGO-TEX®」は、その高い機能性と環境配慮のストーリーが高く評価され、直近において各業界を代表するプロジェクトへの採用が決定・進行しています。

[アパレル・雑貨]「BEAMS JAPAN」プロデュースによる新商品開発

日本を代表するセレクトショップ「BEAMS JAPAN」のプロデュースにより、「RINGO-TEX®」を用いた新たな商品をリリースしました。

[クルーズ客船]「ASUKAⅢ meets 47都道府県」プロジェクトへの参画

日本郵船グループが建造する次世代エコシップ客船「飛鳥Ⅲ」のプロジェクトにて、日本の魅力を発信するコラボレーション素材として採用されました。

[モビリティ]青森県弘前市のEVバス・六ヶ所村観光バスへの採用

公共交通機関におけるサステナビリティ推進として、弘前市のEVバスおよび六ヶ所村の観光バスの座席ヘッドレストカバーに「RINGO-TEX®」が採用されています。


[アート・空間]東京タワー「LuvLEE Artwork Project」への出品
東京タワー1F RED° TOKYO TOWERで開催される「LuvLEE Artwork Project」へ出品し、バイオベース素材のアート・空間デザイン領域への可能性を提示しました。

※上記に加え、全日本空輸株式会社(ANA)の「ANA Future Promise」、株式会社三越伊勢丹の「ピース de ミライ」プロジェクトでの活用、2026年に本県で開催される「青の煌めきあおもり国スポ・障スポ」の参加章への素材採用など、多数の実績を有しています。

■ 次世代バイオベースレザー「RINGO-TEX®」の強み

圧倒的な環境負荷低減:製造過程での独自の配合技術により、アップサイクル率72〜74%を達成しています。

高い機能性と耐久性:従来の合成皮革と比較して2倍の耐用年数を誇り、軽量かつ耐水性にも優れているため、過酷な使用環境が想定されるモビリティの内装材としても実力を発揮します。

■ SusHi Tech Tokyo 2026 出展・登壇概要

イベント名 :SusHi Tech Tokyo 2026 Global Startup Program

日時    :2026年4月27日(月)〜4月28日(火) 10:00-18:00

場所    :東京ビッグサイト 

【ステージ登壇のお知らせ】

イベント期間中、1Fアトリウムステージ等にて、今後のグローバル展開とモビリティ領域への参入についてプレゼンテーションを実施予定です。ぜひお立ち寄りください。(※登壇日時は決定次第お知らせいたします)

appcycle株式会社 代表取締役社長 藤巻圭

 ~感謝と今後の抱負~

『青森のりんご農家が抱える廃棄課題を解決したい』という想いから生まれたRINGO-TEX®が、ファッションからモビリティ、そしてアート空間に至るまで、これほど多くの素晴らしいプロジェクトで社会実装されていることを大変嬉しく思います。 サステナビリティは、もはや妥協して選ぶものではなく、新しい価値と美しさを生み出すものです。SusHi Tech Tokyoという『持続可能な都市』をテーマにしたグローバルな舞台で、私たちの素材テクノロジーが世界中の企業のサステナブルなものづくりに貢献できると確信しています。これからも国内外のパートナーの皆様と共に、『すべてが循環する世の中へ』というビジョンの実現を目指してまいります。

【appcycle株式会社について】

 青森県は、りんご生産量が年間約44万tで、全国の生産量の約60%を占める日本一のりんご王国です。りんごを使った加工品や、りんごをテーマにした観光施設なども多く、地域で150年以上の歴史を有する産業として、重要な役割を果たしています。しかし近年は、りんご農家の高齢化や労働力不足による栽培面積の減少に加え、りんごジュースを絞った後の残渣の処理にかかる環境面・費用面への負担が大きな課題となっています。

 当社代表の藤巻は、自身の出身地である青森県のりんご産業の課題に直面し、イノベーションを通じて地域課題の解決に取り組むため、2022年にappcycle株式会社を創業。東北大学との連携よってりんごの残渣をアップサイクルしたバイオベースレザー「RINGO-TEX®」を開発しました。

 「RINGO-TEX®」は、地域の廃棄物を安価で購入し有効活用することで廃棄にかかる負荷を無くすとともに、りんご農家に利益を還元することで地域経済の活性化に取り組んでいます。また、地域を起点としたアップサイクルモデルを青森県から国内外に展開し、持続可能な未来の創造に挑戦していきたいと考えています。


■廃棄りんごをアップサイクルした国産バイオベースレザー「RINGO-TEX®」

 「RINGO-TEX®」は、青森県の廃棄りんごや残渣(搾りかすなど)を原料とした環境配慮型の国産合成皮革です。原料の72~74%が廃棄物をアップサイクルしたもので構成されており、従来の合成皮革と比較して石油由来のポリウレタンの使用や、開発・製造、加工、廃棄など各工程でのCO2排出量が少なく、高い強度が特徴です。

 質感は既存の合皮と変わらず、香りや色も無く加工がしやすいため、従来の合皮製品を代替する可能性がある新たな素材として、国内外の多くの企業・ブランドに導入されています。

東北大学や弘前大学など全国の大学との連携により開発、生産体制を構築しており、今後はりんご以外の1次産業の廃棄物や各地域の廃棄素材を使用した商品開発も検討して参ります。

(HP:https://appcycle.jp)

「RINGO-TEX®(リンゴテックス)」導入事例

(1)「ANA Green Jet 」ヘッドレストカバー、革小物

(2)青森県出身の王林さんが手がけるアパレルブランド「What Is Heart (わいは)」コラボ商品

(3)自社ブランド「GoldenSeed®︎」

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【会社概要】
社名      : appcycle株式会社

代表取締役   : 藤巻 圭

資本金          :    97,000,000円(資本準備金含む)

本店所在地   : 青森県弘前市上鞘師町18−1 弘前商工会議所会館 4階

拠点      : Aomori/Tokyo/Sendai/Fukuoka

設立      : 2022年5月

事業内容    : 「この国のアップサイクルを加速する」をミッションとして、青森の廃棄り           

          んごやりんご残渣を使用した環境配慮型のアップルレザー「RINGO-TEX®」         

          の開発・製造・販売を行っています。「RINGO-TEX®」を通じて、青森のり         

          んご産業を中心に一次産業への利益還元とすべての循環に貢献していきます。

URL      : https://appcycle.jp

Instagram   : https://www.instagram.com/appcycle_japan/

ECサイト   : https://goldenseed.jp/

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