東北高(仙台市)出身で、米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(37)が19日(日本時間20日)、日米通算200勝を達成した。高校卒業から19年余り、日米で勝利を積み上げて達成した偉業に、母校の恩師や宮城県民からは喜びの声が上がった。第75回記念選抜高校野球大会に出場した東北高校時代のダルビッシュ投手(2003年3月17日、甲子園球場で)第75回記念選抜高校野球大会に出場した東北高校時代のダルビッシュ投手(2003年3月17日、甲子園球場で) ダルビッシュ投手は同校2年の夏の甲子園にエースとして臨み、準優勝に貢献。主将を務めた3年時には、甲子園に春夏連続出場した。全国制覇はかなわなかったが、春の選抜大会ではノーヒットノーランを達成した。

 「素晴らしいの一言。本当にうれしい」。同校の五十嵐征彦校長(48)は教え子の快挙を手放しで喜んだ。3年間、コーチとして指導に当たり、この日は会議の合間にSNSで200勝達成を知った。 五十嵐校長は、当時のダルビッシュ投手について「まだ体ができておらず、けがも多かった。それでも3年間で技術的にも精神的にも成長し、チームの中心としてまとめてくれた」と振り返る。 昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で年下の選手らに指導する姿を見て、「面倒見が良いところは当時から変わらない」と感じたという。 今年2月にビデオ通話をした際には、シーズン開幕に向けて「トレーニングをしっかりしている」と報告を受けたといい、五十嵐校長は「1日でも長くマウンドに立ち、後輩たちに頑張っている姿を見せてほしい」とさらなる活躍を期待した。 県民からも歓喜の声が上がった。仙台市泉区の自営業男性(70)は「チームを引っ張り、勝利にこれだけ貢献できるのはすごい。県民としてこれからも応援していきたい」とエールを送った。

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