【エルサレム=倉茂由美子】イスラエル軍は17日、パレスチナ自治区ガザ北部ジャバリヤの中心部に侵攻した。軍はAFP通信に対し、ジャバリヤでは「これまででおそらく最も激しい戦闘」だとし、地上戦を再開した12日以降、約200人の戦闘員を殺害したと明らかにした。
イスラエル軍、ガザから人質3人の遺体収容…軍事作戦正当化の口実となる可能性も
18日、ガザ南部ハンユニスで、荒廃した通りを歩く避難者たち=AFP時事 軍は、最南部ラファ東部とともに、ジャバリヤなど過去に制圧した地域でも攻撃を強めている。ロイター通信は17日、住民の証言として、イスラエル軍がジャバリヤ中心部の市場まで進軍し、住宅や商店をブルドーザーで破壊していると報じた。
一方、軍は17日、ガザでイスラム主義組織ハマスの人質になっているとみられていたイスラエル人3人の遺体を16日夜に収容したと発表した。昨年10月7日の奇襲攻撃で、野外音楽イベント会場から逃げようとした際に殺害され、遺体が持ち去られたとしている。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は「生死にかかわらず人質全員を取り戻す」とする声明を発表した。 これに対し、ハマスは「交渉を通じてでなければ、人質を死体でしか手に入れることはできない」とし、イスラエルに停戦交渉を進めるよう求めた。
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