楽天グループが14日発表した2024年1~3月期連結決算(国際会計基準)は、最終利益が423億円の赤字(前年同期は825億円の赤字)だった。1~3月期の最終赤字は5年連続だが、先行投資が負担となっていた携帯電話事業が改善し、赤字額は縮小した。
オンラインの決算記者会見で説明する楽天グループの三木谷浩史会長兼社長(14日、同社提供) 売上高にあたる売上収益は前年同期比8・0%増の5136億円で、1~3月期としては過去最高を更新した。インターネット通販や金融事業が好調だった。
携帯事業の赤字は719億円で、前年同期の1026億円から約3割減った。2月に家族割引を導入するなど個人向けの営業を強め、今月13日時点の利用者数は680万人まで伸びた。昨年末より約80万人多い。 楽天は、携帯事業の黒字化には、利用者を800万~1000万人に増やす必要があると試算する。6月頃には、つながりやすい周波数「プラチナバンド」の提供を順次開始する予定で、追い風にする考えだ。 三木谷浩史会長兼社長は14日の記者会見で、「通信品質への安心感が醸成できてきた。新規加入が増えている」と自信を示した。
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