小学1年生だった四女を交通事故で亡くした北九州市の池田かおりさん(50)が12日、山口市のKDDI維新ホールで講演した。池田さんは娘と過ごした日常を振り返り、「人生は何が起きるか分からない。当たり前の日々を大切に過ごしてほしい」と呼びかけた。交通事故で亡くした四女との思い出を話す池田さん交通事故で亡くした四女との思い出を話す池田さん 事件・事故の被害者や遺族への支援の輪を広げようと、山口被害者支援センター(山口市)が主催。市民ら約80人が参加した。

 池田さんの四女(当時6歳)は2016年12月、自転車に乗って遊びに行く途中、自宅近くの交差点で乗用車にはねられて亡くなった。事故の翌年、池田さんは娘との思い出を書き留めるため、四女の生涯を描いた絵本「そらがわらったよ」を出版した。 講演会では、池田さんが絵本の読み聞かせを披露し、「何げない日常がかけがえのないものと思い知らされた。奇跡の連続である毎日を大切にしてほしい」と語った。参加した山口市の女性(72)は「『当たり前が幸せ』という言葉が印象的だった。孫にも話して聞かせたい」と話していた。

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