滋賀県教育委員会は10日、県立高の非常勤講師として4月に任用した60歳代の男性について、教員免許が失効していたとして、任用を取り消したと発表した。

 発表によると、男性は県立高の元教諭で、定年退職後の2021年3月末に教員免許が失効していた。任用される際に免許の更新が必要だったが、本人が不要と思い込み、失効に気付いていなかったという。 県教委の担当者が5月2日に非常勤講師らの資格などをチェックした際に気付き、4月9日付に遡って任用を取り消した。任用後、男性は数学の授業を計19時間担当したが、適切に行われたとして、文部科学省の見解などに基づき、生徒の授業時間は有効とした。 県教職員課の担当者は「任用の際に免許の有効性をしっかり確認するよう、各学校への周知を徹底する」としている。

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