6日に閉鎖する浜屋の屋上プレイランド(2日午前10時58分、長崎市浜町で)=長野浩一撮影6日に閉鎖する浜屋の屋上プレイランド(2日午前10時58分、長崎市浜町で)=長野浩一撮影 長崎市浜町の浜屋百貨店は、長年にわたって親しまれた屋上遊園地「屋上プレイランド」の営業を6日で終了する。九州・山口の百貨店で唯一残った屋上遊園地だったが、運営業者の廃業で昨年12月から休園していた。感謝の気持ちを込め、2日から特別に開放を始めた。(野平貴)

 浜屋は1939年開店。浜屋によると、4階建てだった50年代には、屋上に観覧車や「コーヒーカップ」と呼ばれる遊具があった。8階建てに増築された74年に屋上プレイランドとしてオープンした。1950年代頃とみられる浜屋の屋上(浜屋提供)1950年代頃とみられる浜屋の屋上(浜屋提供) アニメの人気キャラクターやパトカー、動物をかたどった乗り物の遊具をはじめ、クレーンゲームなどがあり、家族連れの人気スポットになっていた。しかし、運営業者の廃業や施設の老朽化に伴い、昨年12月から休園し、今月6日での営業終了を決めた。 2日は午前中から幅広い年代の客が訪れ、子どもを遊具に乗せたり、写真を撮ったりして楽しんだ。 開放時間は午前10時~午後6時(6日は午後5時まで)。悪天候時は入場できない場合もある。◇ 訪れた人たちは、昔ながらの雰囲気を懐かしみながら別れを惜しんだ。 静岡市から帰省中の主婦(27)は「幼稚園の頃からクレーンゲームで遊んでいた。大人になってからも友達とよく来ていた」と振り返った。 長崎市の男性(73)は「子どもを連れてアイスを食べた思い出がある」と振り返り、「こういった遊園地がなくなるのは寂しい」と惜しんだ。 家族3世代で訪れた女性(43)は「親の買い物の後、よく連れて来てもらった。なくなるのは寂しいが、最後に子どもと一緒に楽しむことができてよかった」と話した。

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