有田陶器市の会場で品定めをする人たち 今年で120回目の節目を迎えた「有田陶器市」。午前中は雨のため佐賀県警音楽隊のオープニングパレードやバグパイプのパレードは中止となった。午後からは雨が上がり、多くの焼き物ファンが約3キロの歩行者天国をゆっくり歩きながら、品定めを楽しんでいた。5月5日まで。(喜多孝幸)
JR有田駅前に初めてお目見えしたキッチンカーマルシェ 今年から新たに、JR有田駅前に歩行者天国が設けられ、飲料やクレープなどを提供する約10台のキッチンカーが並んだ。雨上がりで湿度が高くなる中、アイスコーヒーなど冷たい飲料を求める人も目立った。
小雨が降る中、買い物客らでにぎわう歩行者天国 同駅から約1・2キロ離れた有田焼のショッピングモール「アリタセラ」には約800台の無料駐車場が用意され、町中心部との間を20分間隔で結ぶ無料のシャトルバスは満員の乗客で行き来していた。長崎県島原市から訪れた大学教員の女性(62)は「磁器とガラスを組み合わせた美しいグラスをアリタセラの店で見つけ、完璧な買い物だった。有田焼は繊細な絵が素晴らしい」と満足そうだった。◇ 歩行者天国の一角にある今右衛門古陶磁美術館(有田町赤絵町)では、陶器市に合わせて企画展「輪島塗と今右衛門」が催されている。十四代今泉今右衛門さんが、能登半島地震で大きな被害が出た輪島塗業界を支援するために企画した。 今右衛門家で代々使われてきた輪島塗の菓子盆や汁わん、正月用品など約50点を、今右衛門さんの作品と共に並べている。「焼き物と一緒に輪島塗の品を使うと、いっそうきれいに見えるのは驚き。暮らしが輝くために、一緒に使ってほしい」と今右衛門さん。「有田も江戸時代の大火事を乗り越えて復興した。時間はかかると思うが、必ず再興すると信じて、応援していきたい」と話した。5月26日までで、観覧料300円。
![[ニュース] 120回目の有田陶器市、ファン「完璧な買い物」楽しむ…「輪島塗」支援する企画も [ニュース] 120回目の有田陶器市、ファン「完璧な買い物」楽しむ…「輪島塗」支援する企画も](https://www.walknews.com/wp-content/uploads/2024/04/1714500796_20240430-OYTNI50021-1-1024x576.jpg)