17日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落している。前日終値を70円程度下回る3万8300円台後半で推移している。日経平均は前日までの下げで2カ月ぶりの水準まで下落し、きょうの東京市場では半導体関連などを中心に短期的な戻りを期待した自律反発狙いの買いが先行した。ただ、買いの勢いは弱く、日経平均は小幅ながら下落に転じた。
前日の米株式市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は0.88%高で終えた。東京市場では値がさの東エレクなど半導体関連を中心に押し目買いが入っている。
積極的な買いは見送られている。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は16日、金融政策について「必要な限り現在の引き締め的な水準を維持する」との考えを示し、利下げ転換に慎重と市場では受け止められた。米長期金利は一時、2023年11月以来の高水準を付け、相対的にバリュエーション(投資尺度)の高い銘柄の重荷となっている。キーエンスやOLCなどが安い。
東証株価指数(TOPIX)は続落している。
ファナックやソニーG、オムロンは安い。一方、富士フイルムと信越化が高い。三井不、フジクラも買われている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
