【NQNロンドン=蔭山道子】16日のロンドン株式市場でFTSE100種総合株価指数は続落し、前日比145.17ポイント(1.82%)安の7820.36で終えた。終値として3月20日以来、約1カ月ぶりの低水準となった。同日の下落率は2023年7月以来、約9カ月ぶりの大きさだった。

欧米の金利上昇や、中東情勢を巡る懸念が投資家心理を冷やした。前日の米国株相場の下落に続き、16日の欧州市場でも英国を含む主要な株式相場が軒並み下落した。ロンドン株式市場では英HSBCホールディングスなど銀行株が下げた。エネルギーや資源、医薬品、日用品と幅広い業種・銘柄に売りが広がった。FTSE100種指数の構成銘柄のうち90を超える銘柄が下げた。

米製紙大手インターナショナル・ペーパーから受けた買収提案に合意したと公表した包装の英DSスミス株は前日比約4%安で終えた。DSスミスの株主は1株につきインターナショナル・ペーパー株0.1285株を受け取る。手続きは年内に終える見通し。インターナショナル・ペーパーはニューヨーク証券取引所(NYSE)での上場を維持し、ロンドン証券取引所(LSEG)への重複上場を目指す方針を示した。