この度、大阪大学は、第5期中期目標期間(2028年度~2033年度)に加え、さらにその先も見据えた中長期的な経営ビジョンである「UOsakaマスタープラン2033」を策定しました。
本学は、懐徳堂や適塾以来の自由闊達な市民精神を、教育研究を支える根幹的な価値観として受け継ぎ、多様な社会課題の解決に取り組んできました。これからも本学は「学問の府」として、一方的に知を提供するのではなく、産業界や市民の皆様との対話を通じて社会に寄り添い、共に新しい価値を創出してまいります。我々が目指すビジョンは、その活動を発展させ、成果を還元することで世界をリードし、地球規模で未来を創り上げる大学となることです。
本学がモットーとする「地域に生き世界に伸びる」は、まさに地域社会とともに歩みながら、そこで生まれた知と価値によって世界に貢献するという変わらぬ使命を表すものです。社会が急激に変化する現在においても、この使命を果たし続けていくために、大学もたゆみなく改革に取り組んでまいります。
その決意に基づき、「UOsakaマスタープラン2033」では、「教育」「研究」「共創」と、それらが互いに作用し合い、持続的に成長していくためのドライビングフォースとしての「経営」を4本柱として、それぞれの戦略と代表的な取組を定めました。
本プランのもと、大阪大学の全構成員と社会の皆様とともに、未来を切り拓いてまいります。引き続き、温かいご支援を賜りますようお願いいたします。
大阪大学第19代総長 熊ノ郷 淳
