最大震度6弱の山梨県や関東では27日に台風が最接近 土砂災害やがけ崩れに厳重警戒

公開:2026年06月26日23:28

最大震度6弱の山梨県や関東では27日に台風が最接近 土砂災害やがけ崩れに厳重警戒

26日夜遅くに山梨県東部・富士五湖を震源とする最大震度6弱の地震がありました。27日には台風8号と台風7号が山梨県や関東に近づき、大雨になる所があるでしょう。この大きな地震により地盤が緩んでいる可能性もあるため、土砂災害やがけ崩れに厳重に警戒してください。

富士河口湖町で震度6弱

富士河口湖町で震度6弱

最大震度6弱の山梨県や関東では27日に台風が最接近 土砂災害やがけ崩れに厳重警戒_画像

26日(金)22時29分頃に山梨県東部・富士五湖を震源とする最大震度6弱の地震がありました。この地震により山梨県富士河口湖町で震度6弱、大月市で5強、甲府市で5弱、東京23区でも震度3を観測しました。

26日23時現在、関東甲信では雨が降り続いていて、山梨県内では1時間に10ミリ程度の雨が降っている所が多くなっています。

27日に台風8号と台風7号に関東甲信に最接近

27日に台風8号と台風7号に関東甲信に最接近

台風7号と台風8号が関東甲信に近づいています。台風8号は27日の明け方から朝にかけて関東甲信に最接近する見込みで、台風7号は昼過ぎから夜の初めごろに最も近づく予想となっています。台風本体の雨雲だけでなく、台風が近づく前から梅雨前線に伴う雨雲がかかるでしょう。雷雨や非常に激しい雨が降る所もある見通しです。27日夕方までの24時間に多い所で関東や甲信では200ミリの雨を予想しています。台風の進路によってはこの予想より増える可能性もあります。

この地震によって地盤が緩んでいる可能性があり、土砂災害やがけ崩れの危険度が高まる恐れもあります。最新の台風情報や自治体からの情報を確認し、災害に備えてください。また、夜遅い時間の地震でしたので、これからの避難が難しい場合は、自宅の中でも安全な所に移動し、身の安全を確保してください。

台風の大雨 土砂災害の前触れは

台風の大雨 土砂災害の前触れは

台風が接近すると、大雨の恐れがありますが、大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

大きな地震が起きたら

大きな地震が起きたら

緊急地震速報が発表されたり、突如揺れを感じたりした時も、慌てずに適切な行動がとれるよう、とるべき行動を知っておくようにしましょう。安全を確保するための行動例は以下の通りです。

① 家庭では頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。あわてて外に飛び出したり、無理に火を消したりしないようにしてください。扉を開けて避難路を確保することも大切です。
② エレベーターでは最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。
③ 街中ではブロック塀の倒壊等に注意しましょう。また、看板や割れたガラスの落下に注意してください。丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難してください。
④ 自動車運転中はあわててスピードを落とさないでください。急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとしましょう。ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促してください。大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止してください。
⑤ 山やがけ付近では落石やがけ崩れに注意してください。

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牧 良幸

日本気象協会 本社気象予報士 熱中症予防指導員

牧 良幸

皆さんに天気の情報をわかりやすく伝えられるように頑張ります。

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