W杯北中米大会1次リーグC組 ブラジル 1―1 モロッコ ( 2026年6月13日 米ニューヨーク/ニュージャージー )

<ブラジル×モロッコ>ファウルを受けるブラジルのビニシウス(AP)
1次リーグC組のブラジル―モロッコ戦がニューヨーク・ニュージャージー競技場で行われ、1―1の引き分けに終わった。
ブラジルは序盤から相手にペースを握られ、前半21分に相手FWサイバリ(PSVアイントホーフェン)に先制点を許したが、同32分にビニシウスが左から切れ込んで右足で強烈なシュート叩き込んで試合を振り出しに戻した。
今大会はイタリア出身のアンチェロッティ監督がベンチから采配を振るった。23大会連続23度目の出場となったサッカー王国で、W杯で指揮を執る外国人監督は史上初。「サッカー大国を代表する責任と名誉を感じている」と語っていた指揮官はRマドリード時代の教え子でもあるFWビニシウス(Rマドリード)のチームの中心に据え、監督としては自身初のW杯に乗り込んだ。そのビニシウスが相手右サイドバックのハキミ(パリSG)とマッチアップした左サイドからたびたび好機を築き、1点ビハインドから同点弾を挙げた。
所属するRマドリードでの活躍と比べ、代表ではチームがタイトルから遠ざかる中で十分な存在感を示すことができなかった。8強に終わった前回22年カタール大会で挙げたゴールは韓国との決勝トーナメント1回戦で挙げた1点のみ。「個人タイトルには興味がない。ブラジルが6度目のタイトルを獲得するのを助けるためにここにいる」と臨んだ自身2度目のW杯でRマドリード時代の師弟関係を再現された。
後半は互いに決め手を欠いて勝ち越し点を挙げることはできずに1―1で引き分けたが、ブラジルは黒星発進という最悪の事態を回避。日本がF組2位以内で勝ち上がった場合はC組1位か2位が予想されるブラジル、モロッコと対戦することになるだけに日本でも注目を集めていた対決は痛み分けに終わった。
