spanish royals attends the 150th anniversary of the first diplomatic mission between spain and monacoPaolo Blocco//Getty Images

レティシア王妃(Queen Letizia of Spain)、アルベール2世大公(Prince Albert II of Monaco)、フェリペ6世国王(King Felipe VI of Spain)、シャルレーヌ公妃(Princess Charlene of Monaco)

今週初めにスペインのフェリペ6世国王とレティシア王妃がモナコを訪問、モナコのアルベール2世大公とシャルレーヌ公妃と対面した。2組のカップルが挨拶をするシーンが物議を醸している。

問題になっているのはシャルレーヌ公妃の行動。公妃はフェリペ2世国王に、カーテシーと呼ばれるお辞儀で挨拶をした。国王は公妃の手を取り、それに応えていた。続いて公妃はレティシア王妃の前へ。公妃は国王にしたときと同じように、王妃の前でもカーテシーで歓迎の意を表した。

これはThird partyの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

これを見たヨーロッパ、特にモナコ公国内のロイヤルウォッチャーから「公妃はお辞儀するべきではなかった」という批判が飛び出した。カーテシーは目下の人が目上の人にするもので、それはロイヤル同士であっても同じ。公妃の肩書きは「プリンセス」で、「キング」「クイーン」より下に当たる。だから公妃の行動は正しく見えるのだが、一部のロイヤルウォッチャーの意見は違う。「彼女の肩書きはプリンセスだが、国家元首の配偶者だ。国王にカーテシーするべきではない」。大公夫妻と国王夫妻は上下がなく対等だから、カーテシーをする必要はないというのが彼らの見方。レティシア王妃がアルベール2世大公にしたように、握手で挨拶をするのが正しいと主張している。

また一部のロイヤルウォッチャーからは、公妃のカーテシーの仕方が間違っているという意見も。公妃はただ膝を折っているように見えるが、片足を後ろに下げて膝を折るのが正しいカーテシーだと指摘されている。

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レティシア王妃(Queen Letizia of Spain)

もちろん公妃の行動を擁護する一派もいる。大公夫妻の敬称は「His/Her Serene Highness(殿下)」であるのに対して、国王夫妻は「Majesty(陛下)」。国王の位の方が高いので、公妃のマナーは正しいと主張している。またシンプルに「外交がうまくいったことが一番重要」という意見も少なくない。

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レティシア王妃(Queen Letizia of Spain)、シャルレーヌ公妃(Princess Charlene of Monaco)

ロイヤル界のマナーやプロトコルの難しさを物語るような物議だが、公妃自身も過去にマナーを完璧に守ることに苦労していると漏らしていたことがある。2019年にあるインタビューで「私は王室の人たちに間違った呼び方をしたり、カーテシーをするべきではない相手にしてしまったり、反対に忘れてしまったりする」と打ち明けていた。この数年、病気やメンタルヘルスの問題で公務を休むことが多かった公妃。今回の物議が新たなストレスにならないことを祈りたいところ。

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