富士五湖のひとつ、河口湖で山梨県による湖底の堆積物の掘削調査が26年ぶりに行われています。
【写真を見る】「噴火の歴史も見えてくるのでは」 河口湖底で26年ぶり堆積物調査 富士噴火の歴史解明へ 山梨
7000年に及ぶ富士山噴火の歴史を解明し、対策などに役立てます。
この調査は県富士山科学研究所や信州大学など、6つの研究機関が共同で行っています。
山梨県による河口湖での調査は26年ぶりです。
2日は筒状の器具を湖底から1.3mの深さまで打ち込み、過去1200年分とみられる泥や火山灰などの堆積物を採取しました。
採取した堆積物は研究所に運ばれ、3日は写真撮影やサンプリング作業などが行われました。
湖底の堆積物は地上の溶岩や火山灰よりも浸食や風化の影響を受けにくいため、富士山噴火の痕跡などを詳細に確認できる可能性があるといいます。
山梨県富士山科学研究所 山本真也 主任研究員
「(採取したものに)火山灰に由来すると思われるような粒子が、少し含まれているというところまで確認できた。推定だが、(採取した)泥の下に火山灰層があっただろうということで、噴火の後の環境の変化などが見えてくるのではないかと考えている」
今回の調査では、最大で過去7000年に及ぶ火山活動の歴史の解明が期待されていて、結果は富士山噴火の予測や対策に役立てます。
調査は5日まで行われます。
