Michael M. Santiago/Getty Imagesイランとの戦争が間もなく終結するとの期待から、米国株は火曜日(26日・米時間)に最高値を更新した。マイクロン(Micron)がテック株の上昇を牽引し、UBSの強気な予測を受けて株価は20%超上昇した。債券利回りと原油価格が急落し、インフレへの懸念が和らぎつつある兆候を示した。
イラン戦争の終結が近いとの期待が高まるなか、火曜日(26日・米時間)に強気相場が勢いを増した。
トレーダーたちがイラン戦争終結をもたらす和平への期待を持ち続けるなか、米国株は最高値へと跳ね上がった。ドナルド・トランプ大統領は月曜日(25日・米時間)、自身が運営するSNS「トゥルース・ソーシャル(Truth Social)」への投稿でイランとの合意が視野に入ってきたと述べた。また、イランとの協議は「順調に進んでいる」としながらも、合意が不成立に終わった場合は軍事行動を継続すると警告している。

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「すべての当事者にとって素晴らしい合意か、さもなくば合意なし——戦場に戻り、これまで以上に大規模かつ強力な攻撃を再開することになる——誰もそれは望んでいない!」と大統領は書き込んだ。
マルコ・ルビオ(Marco Rubio)国務長官も火曜日、ホルムズ海峡の再開通の可能性を示唆し、米国とイランは「数日以内」に合意に達する可能性があると付け加えた。
米国とイランの交渉が不安定な状況にある兆候が見られるなかでも、市場は合意が近いとの楽観的な見方を維持した。米国は火曜日、ホルムズ海峡付近で「自衛」のための攻撃を実施したと発表した。
「米国は過去48時間以内で(イラン南部の)ホルモズガーン州において停戦を著しく違反した」とイラン外務省は火曜日の朝に声明を発表した。「イランはこれらの侵略的かつ不当な行為から生じるすべての結果について、米国政権に責任があると考える」
ナスダック100は1%上昇し、メモリ株の新たな上昇に牽引されて最高値を更新した。S&P500も最高値を記録し、先週金曜日(22日・米時間)に2023年以来最長の週間連騰記録を達成した後も上昇を続けた。
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米東部時間午後4時の終値時点における米国主要指数の状況は以下の通りだ。
マイクロンがテック株の上昇を牽引し、火曜日に初めて時価総額1兆ドル(約155兆円、1ドル=155円換算)を達成。スイスの投資銀行であるUBSによる非常に強気な予測がソーシャルメディアで拡散したことを受け、この半導体メーカーの株価は21%急騰した。トランプ氏も最近この銘柄を称賛しており、政府が同社への出資を近く行うのではないかとの憶測を呼んでいる。
一方、債券利回りは急落した。これは投資家がトランプ氏の発言を真剣に受け止め、先週よりもインフレへの不安が和らいでいることを示している。戦争が終結すればペルシャ湾での原油の流れが再開し、原油価格が下落することで、最近の経済センチメントを圧迫してきたインフレ圧力の一部が解消されるとの期待がある。
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火曜日、米国10年国債の利回りは7ベーシスポイント低下し、約4.49%となった。利回りは先週火曜日のピークから18ベーシスポイント低下している。
先週、世界金融危機前以来の最高水準に達した米国30年国債も5ベーシスポイント低下し、約5.02%で推移しており、重要な節目である5%をわずかに上回っている。利回りは直近のピークから約16ベーシスポイント低下している。
火曜日の原油価格はまちまちの展開となったが、過去1週間で下落している。国際指標であるブレント原油は3%上昇した一方、WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)原油は火曜日に2%下落し、1バレル約93ドルで取引された。
「全般的に、イベント主導のボラティリティリスクが残るなかでも、5月20日以降、数営業日にわたって債券相場の上昇が続き、それと並行して原油価格も緩やかに低下している」と、ローゼンバーグ・リサーチ(Rosenberg Research)のシニアエコノミスト、ロバート・エンブリー(Robert Embree)氏は火曜日に記した。

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