市立みなと総合高 eスポーツ授業がはじまる 全国公立高で初、2人受講〈横浜市中区・横浜市西区・横浜市南区〉

コントローラーを持ち、eスポーツを学ぶ児玉さん

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 横浜市立みなと総合高校=中区山下町=でeスポーツの授業が4月からはじまった。全国の公立高校で授業として扱われるのは初めて。

 eスポーツは「エレクトロニック・スポーツ」の略でコンピュータゲームを使って対戦するスポーツ競技を指す。同校は、キャリア教育に力を入れ、生徒の主体的な学びを支える教育活動を展開する。生徒の多様な進路に対応するため、80以上の選択科目や関東学院大学関内キャンパスと連携した講座などがある。その中で近年台頭してきた新たな産業としてeスポーツに着目し、選択科目の一つとして授業が開始されることになった。同授業には男女1人ずつが受講している。

専門家が講師に

 同校では4月〜9月(前期)の中で3年次を対象に授業を展開。毎週金曜日に2回ずつ行われる。横浜を拠点にプロeスポーツチームを運営する(株)CELLORB=西区浅間町=の武笠慈栄さんが講師を務める。単なるゲーム競技として捉えるのではなく、その周辺産業や関連職種について理解を深めていくことが授業の狙い。授業の最後には、受講者で9月の文化祭でのeスポーツを活用したイベントを開催し、企画の考案から運営までを体験することが予定されている。

 4月24日に実施された3、4回目の授業では、前半にeスポーツ業界の知識を学び、後半は「ストリートファイター6」でeスポーツ競技を体験した。

 3年次の児玉優美さんは「eスポーツを見るのが好きで、業界に興味を持ち授業を受けた」と話し「イベントの運営やビジネスとしての知識を学び、将来仕事として携われるようになりたい」と前を見据える。

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