山形県を代表する果物「さくらんぼ」は、生産者の高齢化などにより担い手不足が深刻化しています。
【写真を見る】深刻な担い手不足に新たな突破口!さくらんぼ農家を育成する “トレーニングファーム” 開園(山形市)
こうした中、山形市が生産者を育てる新たな取り組みをはじめました。
大内希美アナウンサー「3月に植えられたばかりのさくらんぼを幼木です。この春、さくらんぼを守り新たな農家を育てるトレーニングファームが誕生しました」
きょう開園式が行われた「山形市さくらんぼトレーニングファーム」は、敷地面積が3600平方メートルほどあり、「やまがた紅王」や「紅秀峰」など、さくらんぼの苗木が42本植えられています。
さくらんぼ農家の将来の担い手育成を目的にしていて、研修は山形市とJA、生産者などが協力して行います。
■研修に励むプロジェクト一期生
このプロジェクトの第一期生として研修に励んでいる平間健太さん(24)は、3月まで別の仕事をしていましたが、2年前に家庭菜園をはじめたのをきっかけに農業に興味をもちました。
さくらんぼトレーニングファーム 一期生 平間健太さん「野菜を育てて余った野菜を友達にあげたりもらったりするうちに、野菜を育てる楽しさや人にあげる嬉しさを学び、農業に興味を持った」
■農業を知らない人でも安心!
市の担当者によりますと、農業を志す人がぶつかる壁のひとつが指導者探しで、指導者を見つけられずに農業をあきらめてしまう人もいるということです。
この「トレーニングファーム」では生産者3人が指導にあたっていて、農業を全く知らない人でも安心して始められます。
平間さんも生産者の畑でハウスのビニールがけや人工授粉などに挑戦しているということです。
さくらんぼトレーニングファーム 一期生 平間健太さん「さくらんぼの技術だけでなく、地域の人と協力して良い関係を築きながら多くの人に喜ばれるようなさくらんぼをつくりたい」
トレーニングファーム指導者 荒井茂春さん「山形のさくらんぼをもっと大きくしていけるような人になってほしい。(平間さんは)やる気があるので有望だと思う」
さくらんぼトレーニングファームでは、毎年3人研修生を募集していくということです。
テレビユー山形
