
今国会中で’詳細なルート’決定を 石田知事が初めて北陸3県での中央要請に臨む(12日午後3時東京)
北陸新幹線の延伸をめぐり、石田知事ら北陸3県の知事が早期開業を求める要望活動に臨みました。敦賀から西のルートについて中央での議論が停滞する中、3県の知事は今国会中での詳細なルートの決定を求めました。
石田知事は、石川県の山野知事と富山県の新田知事とともに北陸新幹線の早期開業を求める要望活動に臨み、国土交通副大臣や与党の整備委員会のメンバーに要望書を手渡しました。
石田知事の就任以来、合同で中央要請を行ったのはこれが初めてです。
■石田知事
「今国会中に確実に結論を出してほしいことの一点。福井県としては、小浜京都ルートの令和9年の認可着工を求めた」
要望書には、「長年の悲願である全線整備を一日も早く実現」と記載されていますが、詳しいルートについては言及していません。
敦賀から西のルートをめぐっては、2016年に国土交通省の審議会が「小浜・京都ルート」と決定していますが、与党の委員会に加わった日本維新の会は、すでに議論された「米原ルート」を含む8つの案を示して、費用対効果などの再検証を求めています。
これまでにヒアリングを受けた福井と滋賀の知事、JRは「小浜・京都ルート」を支持する考えを示していますが、石田知事へのヒアリング後には日本維新の会の前原議員から不満の声も聞かれました。
■日本維新の会 前原誠司議員
「福井の人たちは熱望するのはわかるが、全国民が納得する話だったかというと、そういう観点ではなかった」
さらに石川県では以前から議会などで米原ルートの再検討を求める声が上がっていますが、新たに就任した山野知事は、具体的なルート案についての明言を避けるなど、慎重な姿勢を示しました。
■石川県 山野知事
「京都市、京都府のほうで問題提起されている課題、着工5条件の課題があるので、きちんとクリアにしてほしい。そこが難しいのであれば幅広く考えていくべき」
3県の知事は今国会中の詳細なルートの決定を求めたものの、中央では時計を巻き戻すかのような動きがあり、いかに決着をつけるのか、県選出の国会議員や延伸の旗振り役である石田知事の手腕が問われています。
